表面処理(コーティング)での工程カイゼン事例を紹介!成型時間の短縮により増産に成功!そのヒミツとは!?
【増産に成功したヒミツを一部公開!】 ◆お悩み・ご要望◆ ある自動車部品の成型工程で、増産に対応するため成型時間を短縮したいという要望でした。 従来より早い時間で金型から樹脂を脱型しようと試みたところ、まだ樹脂が十分に固まっておらず、イジェクタピンが刺さってしまうトラブルが発生。 しかしこの金型は、厳しい寸法管理を求められており、熱歪みなどわずかの寸法変化も許されないという条件。従来のテフロンコーティングでは加工温度が400℃と高く、寸法精度も十分ではなかったため、選択できずという状況でした。 解決した表面処理は『バイコート(R)』 ◆採用の経緯・効果◆ バイコート(R)の中でも「NYK-52-T」は、加工温度も200°程度と低く非常に優れた離型性を備え、柔らかい状態の樹脂でも、くっつくことなく滑らかに離型します。 寸法精度も良く、プラスマイナス5μmの公差でコーティングが可能な製品。精密金型のように寸法が厳しいものにも心配なくコーティングができるのが大きな特長です! その後の進捗はお問い合わせ下さい。 ※詳細はカタログをダウンロード頂くか直接お問い合わせ下さい。
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基本情報
表面処理技術 超耐久性フッ素系有機コーティング「バイコート(R)」は、 金属、セラミックス、化成皮膜といった高い硬度を備えた無機材料に、フッ素樹脂、 シロキサン系樹脂、スーパーエンプラなどの潤滑性・離型性に優れた有機系材料を 組み合わせた複合有機系のコーティングシステムです。 たとえばミクロン単位の寸法精度が求められる金型にも安心して採用でき、 確かな離型性を与えます。 【特徴】 ■高硬度で傷がつきにくい ■高い寸法安定性 ■優れた非粘着性 ■長寿命 ■優れた耐圧性 ■コーティング面に「強靭さ」と「非粘着性」を両立させたバイコート ■ミクロン単位の寸法精度が求められる金型にも安心して採用 ※詳しくはお問い合わせ、またはカタログをご覧ください。
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用途/実績例
【用途】 ○ゴムの射出成形金型 ○寸法精度を必要とする金型離型用 ○耐摩耗と滑りを必要とされる部品 ○耐摩耗と非粘着性を必要とされる部品 ○粘着剤および粘着物の離型 ●詳しくはお問い合わせ、またはカタログをご覧ください。
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製造装置や機械部品の性能を最大限に引き出すため、 吉田SKTは数百種類の表面処理技術から、お客様だけの「最適解」を導き出します。 ・粘着トラブルによる生産性低下 ・摩擦による製品品質の不安定化 ・腐食による設備の早期劣化 こうした製造現場の課題に、豊富な実績と確かな技術力で応えます。 1963年、フッ素樹脂加工を開始。 1968年には米国デュポン社(現ケマーズ社)とのライセンス契約を締結し、 自動車から医療、航空宇宙まで、2,000社を超えるお客様の製造革新をサポートしています。 さらに2024年にはPFASフリーコーティングを開発するなど、次世代製品の開発にも注力。 持続可能な製造業の発展に貢献します。 名古屋・東京・山口の3拠点体制で、量産から特注品まで柔軟に対応。 一貫した品質管理体制により、確かな品質をお届けします。 製造現場の課題解決は、表面処理のエキスパート、吉田SKTにお任せください。