安全性・小型・軽量化、操作性を高めたハンディタイプのテレコンです クレーン、台車制御、建設機械など各種設備の無線操作を行えます
『ハンディR2テレコン』は、JIS規格に準拠した世界基準の充実した安全機能を兼ね備えたハンディテレコンです。 片手で操作できるハンディR2テレコンは、小型、軽量化なコントローラーで、IP65性能の防水・防塵機能を有し、落下衝撃にも考慮した産業現場で使用いただける製品です。使用実績として、製鉄所、造船所、などの重厚長大産業や、建設現場などの屋外作業、また、中・小型のクレーンの操作など、多くの環境でご使用いただいています。 産業現場で使用いただくことを考慮し、多くの安全対策も行っています。 安全対策は、アンリツ(株)から金陵電機(株)に引き継がれ、長年テレコンの設計・製造を行い、市場の安全に対する要望に応えてきた結果として得た実績とノウハウを注ぎ込んだ製品です。 クレーン、台車制御、建設機械など各種設備(天井クレーン、ホイスト、チェーンブロック、橋形クレーン、ジブクレーン、コイルリフター式クレーン、搬送台車、窓拭き用ゴンドラ、ボーディングブリッジ)など多様な設備を遠隔無線制御し高い安全性が要求される設備において貢献しています。
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基本情報
安全対策: ○混信時の誤動作防止:16bit機器アドレス照合検定 ○伝送エラー時の誤動作防止:反転2連送照合検定+パリティ検定 ○電源忘れ対策:任意に設定した時間無操作でオートパワーオフ ○故障チェック:電源ON時操作スイッチの故障チェック ○傾斜検出機能:通常作業携帯以外の操作禁止(3次元速度センサ搭載) ○パスワード機能:キースイッチにかわる6桁のパスワード入力(オプション) ○非常停止機能:停止信号を送信し電源断 ○高信頼性スイッチ:500万回動作保障 ○EMI対策:外部電磁雑音除去フィルタ付操作スイッチ ○高容量出力リレー:定格誘導負荷 AC250V 7.5A、DC30V 5A ○接点保護素子内臓:出力接点保護用サージアブソーバーを内蔵 3種類の無線局から選択可能 ○300MHz 微弱・400MHz 特小・1200MHz 特小の3種類から選択可能 使いやすさ ○7セグメントLEDにより動作状態を表示 ○屋外でも見やすい高輝度LED。 ○持ちやすさを向上させた形状 ○首にかけられる長さ調整可能なストラップ ○制御器単体での周波数・アドレスの設定変更が可能
価格帯
10万円 ~ 50万円
納期
2・3日
用途/実績例
使用実績として、製鉄所、造船所、などの重厚長大産業や、建設現場などの屋外作業、また、中・小型のクレーンの操作、天井クレーン、ホイスト、チェーンブロック、橋形クレーン、ジブクレーン、コイルリフター式クレーン、搬送台車、窓拭き用ゴンドラ、ボーディングブリッジなど多様な設備を遠隔無線制御し高い安全性が要求される設備や、長時間の操縦を行う作業でも高い操作性において貢献しています。 金陵電機(株)のテレコンは、無線装置のメーカーとしてだけでなく、お客様の環境に合わせた安全性や、効率性を向上させる、ソリューション提案も行っています。無線装置を用いた、安全に関するお問い合わせや、効率化に関するご相談なども承っておりますので、ご気軽にお申し付けください。 ※詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードして下さい。
詳細情報
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耐水・防塵性の確保 保護等級IP65対応により耐水・防塵性を確保、屋外での使用を可能としました。
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ラインアップ 操作する機器に合わせられるようラインアップとして操作点数 10点操作、14点操作をご用意いたしました。
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受信装置 ・受信装置の出力に使用しているリレーは大容量リレーを使用、リレー溶着などの故障を減らし安全性を向上させました。 ・主電源投入インターロック機能により、電波状態回復後の急な動作による事故を防止します。 ・出力接点保護用にサージアブソーバを内蔵、ノイズによる誤動作を防止します。 ・DC電源(12V/24V)の仕様にも対応、あらゆるニーズにお応えいたします。
ラインアップ(6)
型番 | 概要 |
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KC8441C | ハンディR2テレコン 10点操作 微弱300MHz無線局 |
KC8441D | ハンディR2テレコン 14点操作 微弱300MHz無線局 |
KC8442C | ハンディR2テレコン 10点操作 特小429MHz無線局 |
KC8442D | ハンディR2テレコン 14点操作 特小429MHz無線局 |
KC8445C | ハンディR2テレコン 10点操作 特小1200MHz無線局 |
KC8445D | ハンディR2テレコン 14点操作 特小1200MHz無線局 |
カタログ(6)
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生産の効率化・省力化にむけて、日々進化を続けるメーカーの生産現場。そこからは実に多様な“技術ニーズ”が生まれています。そして、創業以来、金陵電機はそうした要請に対して、《FA》を切り口としたさまざまな技術・機器・システムを提供してきました。中でも、《電気制御》に関しては、独自の技術とノウハウを構築。スペシャリストとして、産業分野からハイテク分野まで、多くの実績を残してきました。また、その一方で先進の分析機器を企業のR&D部門や公的研究機関などへ展開。求められる高度なスペックに対応するなど、FA以外の側面からも多くの“技術ニーズ”に応えてきました。 そして、金陵電機は今後さらに幅広い分野に、より高度な機器・システムを提供していくために、《技術開発主導型》の事業展開を推進。自社の開発・販売部門を強化し、オリジナリティあふれる機器・システムの開発に取り組んでいきます。 そのため、金陵電機ではさまざまな技術を交差させ、そこからもたらされる知とノウハウを集積。より高度なソーリューションを発信する“CROSSING POINT”として、ユーザー企業さまの“技術ニーズ”に応えていきます。