小型衛星の姿勢検出用に使用できるMEMSを用いた慣性計測装置(IMU)。
小型衛星の姿勢検出用に使用できるMEMSを用いた慣性計測装置(IMU)です。このIMUは太陽センサ、地球センサ、GPS受信機等の外部センサや推進系のスラスタと合わせて使用することで衛星の姿勢検出・制御システムとして利用することができます。 IMUにはジャイロセンサとMEMSの加速度計及びI2C A/Dコンバータが内臓されております。加速度計は0-2G~0-50Gの出力を選定することが可能です。内臓のマイクロコントローラがIMUからの出力を制御して、出力レートは100Hzまで選ぶことができます。また、フォームファクタはPC104となります。 なお、このIMUはお客様のご要求によりカスタマイズが可能です。例えば、1軸ジャイロと加速度計のシンプルなものから3軸ジャイロと加速度計に各軸に冗長構成のセンサを取付ける等です。
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基本情報
小型衛星用IMUには以下の3レベルの姿勢検知ができるものがございます。 1.IMU02 消費電力:0.6W 質量(ボードのみ):20g 質量(ボードを入れた箱を含む):60g 電圧:5~12V 寸法(ボードを入れた箱を含む):51x51x38.1mm インタフェース:シリアル ドリフト:0.2 deg/min 2.IMU03 消費電力:0.5W 質量(ボードのみ):100g 質量(ボードを入れた箱を含む):150g 電圧:5~12V 寸法(ボードを入れた箱を含む):51x51x38.1mm インタフェース:シリアル ドリフト:0.02 deg/min 3.IMU04 消費電力:0.25W 質量(ボードのみ):30g 電圧:5~12V 寸法(ボードを入れた箱を含む):95.3x89x13mm インタフェース:シリアル/PC104 ドリフト:<0.01 deg/min 宇宙用GPS受信機を内蔵することが可能
価格情報
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納期
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用途/実績例
超小型衛星やサブオービタル用に使用実績を有しております。
企業情報
先端技術研究所は世界及び日本のロケットや人工衛星等の宇宙開発と宇宙利用を支援するエンジニアリング会社です。超小型から大型までの人工衛星やロケット等の宇宙機システム、サブシステム及びその部品の設計・開発から海外の宇宙機器の販売まで幅広く実施しております。また、宇宙及び地上用の太陽電池の販売、宇宙用太陽電池パネルの設計・開発と地上用太陽光発電モジュール及びシステムの販売を実施しております。 超小型衛星、CubeSat、につきましては、1U~12Uのシステム開発及びバス部の提供、バス機器の設計・開発、衛星の組立、ペイロードを含む衛星のインテグレーション・試験の実施。また、CubeSatや小型衛星用小型電気推進器の設計・開発・販売を実施。