硬さ・弾性率・クリープ測定・ナノインデンテーション試験機NHT3
ナノインデンテーションテスタ(NHT3)は低荷重(0.1 mN)から高荷重(500 mN)、浅い押し込み深さ(20 nm未満)から深い押し込み深さ(100 μm超)まで幅広く対応する汎用性に優れた硬さ試験機です。 トップリファレンス技術に基づく独自の設計を用いており、圧子の周囲に配置されたリファレンスリングによって、サンプル材料表面に対する真の押込み深さを計測します。 さらにこのトップリファレンス技術により温度ドリフトの影響を受けずに測定時間の短縮化が可能となります。 様々な形状の圧子、液中・加熱状態での測定などオプションにて測定範囲が広がります。 密着性・傷つき易さの定量化を可能にするスクラッチ試験機・AFM装置を同一プラットフォームに搭載する事が可能です。
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基本情報
・印加した荷重と深さを自動的に測定し、荷重変位曲線から直接硬さと弾性率を計算 ・産業環境に適したコンパクトかつ堅牢な設計 ・高荷重に耐えるフレーム剛性:10⁷ N/m (深さ精度が高いため) ・垂直荷重のフィードバックループ制御 ・高い熱安定性:生データの補正前の温度ドリフト< 0.05 nm/sec ・カスタム生産の合成花崗岩を使用したフレーム ・ISO 14577及びASTM E2546に完全準拠 ・検査前/検査後の状態を確認できる多目的ビデオ顕微鏡
価格帯
1000万円 ~ 5000万円
納期
※2~3か月
用途/実績例
・半導体 ・金属 ・樹脂 ・セラミックス ・バイオ材料(骨、歯) ・化粧品 ・ガラス ・DLC ・TiN、TiC ・PVD膜、CVD膜
カタログ(5)
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企業情報
アントンパールは、機械工だったアントン・パールによって1922年にオーストリア・グラーツで設立されました。 現在、世界110か国以上で約4,500人の社員を擁し、研究・開発・品質管理に使用される分析機器の開発、製造、販売、サポートを世界規模で展開しています。 アントンパール・ジャパンは、Anton Paar GmbHの100%子会社として日本のお客様へアントンパール製品の販売およびサポートを提供しています。 東京(本社)と大阪(大阪営業所)にオフィスとラボを構え、ラボには粘弾性測定装置、密度・比重計、マイクロ波試料前処理装置など、ほぼ全ての装置を展示しています。 専門のアプリケーションスタッフによるサンプル測定やデモンストレーション、ユーザートレーニングなど、幅広い用途でご活用いただけます。