センサーの誤作動防止に
わずか0.1mmの厚みでも、光を透過、あるいは、反射しない黒色のプリント配線板材料です。 可視光だけでなく、センサーの光によく用いられる赤色から近赤外(波長が650~1310ナノメートル)の光も吸収します。 ガラス転移温度は250℃、UL難燃性は94/V-0相当、ガラス転移温度以下の熱膨張係数は34ppm/℃と、ハイパフォーマンスなプリント配線板材料です。
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基本情報
光学式センサーは、わすが数ミリメートル四方の基板の上に、発光部品(LED)と受光部品(フォトトランジスタ)が、非常に近接して搭載された格好になっています。 これらの部品が光学的に分離されていないと、センサーの誤動作や感度不良につながります。 CS-3667Bは、わずか0.1mm厚でも、光を透過あるいは反射しないプリント配線板材料です。 写真は、4灯で光束100ルーメンのLEDモジュールに、0.1mm厚の試料をかざしたものです。左側のCS-3667Bは光を通していないのが見て取れます。 CS-3667は難燃性です。ガラス布で強化された高耐熱プラスチックですので、内装材やディスプレイ用など、薄くても光を通さない材料が必要な分野にもご利用いただけるものと期待しております。
価格帯
納期
用途/実績例
光学センサー基板、チップLED搭載基板
詳細情報
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近接センサーのイメージ 数ミリ角の基板の上に、発光半導体と受光半導体が、非常に近接して搭載されています。
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誤動作か生じるイメージ 部品周辺の材料が、赤外線を乱反射したり、透過したりすると、誤動作や感度の低下が生じます。
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銅箔除去面の光線反射率 センサーの光源によく利用される光を、ほとんど反射しないことが見て取れます。
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銅箔除去面の光線透過率 センサーの光源によく利用される光を、ほとんど透過しないことがみてとれます。
ラインアップ(1)
型番 | 概要 |
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CS-3667B |
カタログ(2)
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当社の基本となる技術は、積層技術(Laminating Technology)と、注型技(Casting Technology)であります。この二つの技術を深く掘り下げ、多角化を進めております。汎用商品にあってはラーストワン企業になるべく、徹底した合理化を追求するなど自助努力を続けております。