軽量&薄型 高い制振性と遮音性 日本海事協会/防火構造材料認定
【リコカームの特長】 ○優れた制振効果 η=0.41 ○優れた遮音性 TL=30dB (4000Hz) ○鋼鈑ベースの制振材と比べ、40%の軽量化 ○日本海事協会「難燃性上張材」認定取得 ○日本海事協会「一次甲板床張材」認定取得
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基本情報
リコカームは、制振層(樹脂層)をアルミ板(拘束層)で覆った構造の「拘束型」制振材です。 樹脂層は、すぐれた制振性能に加え、18N/20mmの粘着力を有します。表面には離型紙がついており、これを剥がして、振動する壁や梁、あるいは、天井や床に張りつけることで振動を抑えます。 制振材は、粘弾性をもつ制振層が、振動のエネルギーを熱に変えることで振動を減衰させるものです。 拘束層は、重いほど制振効果が高いため、一般的に鋼鈑などが用いられますが、リコカームは制振層を多層構造にすることで、軽いアルミ板であるにもかかわらず、高い制振性を発揮します。 このため鋼鈑を用いた同等の製品よりも40パーセントの軽量化が実現します。 現在は、船舶でのご採用を視野に材料認定を受けておりますが、鉄道や輸送機、あるいは発電機、モーター、ポンプといった分野からもご評価の機会をたまわりたくお願いします。
価格帯
納期
用途/実績例
振動する壁や梁、天井や床に張りつけることで、振動を抑え、あるいは遮音します。
詳細情報
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制振材のイメージ 粘弾性をもつ制振層が、振動のエネルギーを熱エネルギーに変えることで振動を減衰させます。
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リコカームの構造 リコカームは、制振材として開発した樹脂に、アルミ板を張り合わせた格好の「拘束型制振材」です。
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リコカームの施工例(船室の壁材) 樹脂層の表面にある離型紙を剥がし、壁や梁、あるいは天井や床に張りつけることで、振動を減衰させます。
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当社の基本となる技術は、積層技術(Laminating Technology)と、注型技(Casting Technology)であります。この二つの技術を深く掘り下げ、多角化を進めております。汎用商品にあってはラーストワン企業になるべく、徹底した合理化を追求するなど自助努力を続けております。