「テフ・ロック」は硬質クロムメッキの高硬度とテフロンの滑り性・離型性を併せ持つ、他に類をみない優れた表面処理技術です！
現行技術・先端技術の構成材料に多くの応用分野をもつ工業用クロムめっきに対し、技術の革新的展開は、より高次の機能の要求をもたらしました。 工業用クロムめっきを改質し、高い機能性皮膜とするため、合金化、分散化・複合化などの手法が用いられております。 テフロックは、工業用クロムめっきと四フッ化樹脂をミクロンオーダーの干渉はめあいにより組み合わせる特許に基づく複合化技術です。 この表面は、短所を互いに補完し合い、両方の特性にプラスアルファを持つ特異な表面です。 従来の単一素材・技術では得られなかった革新的な可能性を持った表面処理です。
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基本情報
１離型性・耐摩耗性 フッ化樹脂の持つ優れた非粘着性、低摩擦係数、自己潤滑性と硬質クロムめっきの低摩擦係数により、通常のクロムめっきや他のフッ化樹脂複合めっきよりも優れた離型性、耐摩耗性を発揮します。 2硬度 ベースがクロムめっきであるため、Hv850程度の硬度があります。 3耐熱性 フッ化樹脂の融点（327℃）以下です。連続使用については250℃前後を推奨しております。 4安全性 食品、添加物等の規格基準（厚生省告示第370号）に基づく器具及び容器包装規格に適合しています。このため、食品が直接テフ・ロック面と接するような用途にもご使用いただけます。 5加工特性 処理温度が約２００℃と低温であるため、素材への熱的影響がほとんどありません。 加工表面の粗さが自由に設定できます。（鏡面度についてはMax1.0S） 寸法精度の確保及び再加工や部分加工が可能です。 ニッケルめっきを下地にはることで、耐食性を向上させることができます。 通常のクロムめっきと同様に剥離・再加工をすることが可能です。
価格帯
納期
用途／実績例
硬質クロムめっきの高硬度、耐摩耗性といった優れた機械的特性とフッ化樹脂の持つ非粘着性と優れた離型性を兼ね備えた高機能複合表面処理です。 ・樹脂のこびりつきを軽減したい ・食材の焼き付きを軽減したい ・ガイドやレールのすべり性を改善したい ・ヒートシーラーのメンテナンスを減らしたい ・ロールのメンテナンスを減らしたい など
企業情報
私たちは、工業用ゴム・プラスチック製品を主力に紛体製造・食品製造・医薬品製造・半導体製造の各装置メーカーや製造メーカーに納入させていただいております。