端子の「見える化」を実現し、パソコン上でICを自由に操作可能。 BGAの裏側も見える、世界初のデバッグツール。
MITOUJTAG(みとうジェイタグ)は、世界で初めてJTAGバウンダリスキャンをFPGAやCPUのデバッグに効果的に活用できるようにしたツールで、組み込み電子回路をより効率的に開発することができるようにするものです。 昨今の電子回路は高密度化のため、信号を観察することが困難になりましたが、MITOUJTAGを使えばI/O端子の状態をパソコンの画面で見ることができます。 また、FPGAの論理合成やCPUのプログラムをコンパイルすることなくICの端子を自由自在に操作することもでき、回路設計者がデスクトップ上でプリント基板の実装検査を行うことも可能になります。 MITOUJTAG Proは、BASICの上位互換バージョンです。アドバンスド・JTAG・ファンクションジェネレータを内蔵しており、C言語や真理値表を用いてFPGAなどの端子を操作し、論理合成せずにあらゆるベンダーのあらゆるFPGA/CPLDを操作することができます。 プリント基板の実装検査や、FPGAを論理合成せずに動かす全く新しいタイプの強力なデバッグを行うことが可能です。 ※ソフトウェア単体での販売も行っております。
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基本情報
【5つのメリット】 1.基板の裏に隠れた信号が見えるようになる BGAの裏側に隠れた信号など、従来は観測することが困難だった信号が容易に見えるようになります。このため、回路のデバッグ作業が飛躍的に効率化され、デバッグ時間の短縮が図れます。 2.何もプログラムしなくても、I/Oの信号を動かせる オシロなどの測定器と違い、FPGAやCPUの端子を自由に動かせます。 I/Oを動かすだけなら、FPGAのBitStreamやCPUのプログラムを書き換える必要はないので、コネクタにオシロをあてながら端子を操作して導通試験をするといった、オンデマンドな使い方もできます。 3.低価格・コンパクト オシロやロジアナを使わずに信号が見えるため、高価な機材を購入する費用を低減する事ができます。また、コンパクトなので机に置いても邪魔になりません。 4.「開発した基板が動くだろうか」というエンジニアの心労を軽減 5.国産ソフトウェアだから電話で問い合わせができる MITOUJTAGは純国産のソフトウェアです。いざという時には代理店を経由した間接的なサポートではなく、開発者が直接サポートをいたします。
価格帯
納期
用途/実績例
電子回路基板のデバッグ
企業情報
特殊電子回路株式会社は、FPGAを応用した電子回路の設計会社で、 JTAGのツール開発と、高速ADCを活用した計測装置の開発を得意としています。 各種のJTAGツールおよびJTAGに対応したFPGAボードを自社製品として 提供するとともに、多くの企業様や研究所様に特注のFPGA回路や CPU関連ハード・ソフトを提供しています。