駆動対象:積層圧電アクチュエータ、バイモルフ、ユニモルフ
・増幅率:50倍(*オーダーメイドで対応可能) ・出力レンジ:0V~+150V ・出力平均電流:3A ・駆動対象例:積層圧電アクチュエータ、バイモルフ、ユニモルフ ・用途例:パンチャー、精密ステージ、ポンプ、バルブ、精密グリッパ ・寸法:W440xD350xH185mm ・供給電源:AC100V ・出力波形:DC~70KHz (抵抗負荷200Ω 100Vp-p) ・出力安定度:1×10-4/H(通常1h後から) ・リップル雑音:5mVp-p以下 (3uF容量性負荷時) ・入力電圧:±3V max ・波形モニター:1/10出力電圧波形 概要: 本器は、高精度、低雑音の高出力直流増幅器で、容量性負荷となる各種電歪素子を駆動する 為に設計された物です。 バイアス点を中心に高速応答する増幅器として電歪素子を用いた各種制御系の終段増幅に使 用出来るようになっています。 取扱は容易で、負荷のピエゾ素子を接続し、制御信号を加えて任意の波形で駆動できます。
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基本情報
動作説明: 本器は、出力段にMOS型FET を用いて準コンプリメンタリ増幅器を構成し負帰還回路 により増幅度の安定化及び低雑音広帯域化を実現しています。 入力信号はバッファ増幅して利得調整器に入り、増幅度の設定を行います。 一方、温度補償型の基準電圧発生器によって作られたバイアス電圧は、バイアス電圧調整 器で任意の値に設定出来、前述の信号と加算されて出力増幅器に入ります。 出力増幅部は演算増幅器で入力信号を受けた後、高出力を得るために8個のMOS型FET を並列にし、さらに準コンプリメンタリ回路によって低インピーダンスにしています。負帰 還は入力部分の演算増幅器に逆相信号を戻すことによって行われ、出力端は過電流保護によ り過電流時、出力を遮断するようになっています。
価格情報
550000
価格帯
50万円 ~ 100万円
納期
用途/実績例
駆動対象:積層圧電アクチュエータ、バイモルフ、ユニモルフ
企業情報
「メカトランス」は私がNEC在職時の1980年代に実用化した技術で、当時、世界最初、最高速の圧電方式インパクトプリンタの開発を成功裡に実現いたしました。 その後、プリンタ技術の変遷により、この技術は表舞台から消えていましたが、東京大学樋口俊郎教授が技術の将来性を予見され、今日の会社設立に至りました。圧電方式の数々の長所を生かし、高速、大変位のアクチュエータを実現した「メカトランス」は、広い分野でご利用いただける可能性を実感いたし、この度、系列化したアクチュエータ群を開発し、皆様のご利用に供することといたしました。