デュアル・チャネル、高性能、低消費電力、RRI/O FET入力オペアンプ 『OPA2810』
電源電圧範囲が広く、入力バイアス電流が非常に低い電圧帰還オペアンプ。 ユニティ・ゲインで安定動作、120MHzの小信号ユニティ・ゲイン帯域幅を提供。超低静止電力で優れたDC精度とダイナミックAC性能を実現。TIの特許取得済み高速SiGe BiCMOSプロセスで製造。70MHzの広いゲイン帯域幅積、240V/µsの高いスルーレート、5.7nV/ルートHzの超低ノイズにより、広範なデータ・アクイジション/シグナル・プロセッシング・ソリューションに最適です。チャネルあたりの静止電流は3.6mA(代表値)。4.75V~27Vの広い電源電圧範囲で動作し、レール・ツー・レール入出力を提供します。広い電源電圧範囲と優れたダイナミック特性により、広帯域フォトダイオード・トランスインピーダンス・アンプ、試験/計測フロントエンド・バッファ、アクティブ・フィルタなどの広範なアプリケーションに最適です。50mAのリニア出力電流を提供できることから、オプトエレクトロニクス部品の駆動や重負荷へのDC出力のバッファリングにも最適。パッケージは8ピンのSOT23-8/VSSOP-8。–40°C~+125°Cの拡張産業用温度範囲で動作。
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基本情報
■高速:70MHzのゲイン帯域幅積(GBWP)と120MHzの小信号帯域幅 ■高スルーレート:180V/μs(代表値) ■広い電源電圧範囲:4.75V~27V ■低ノイズ(f = 100kHz) * 入力電圧ノイズ:5.7nV/ルートHz * 入力電流ノイズ:0.7fA/ルートHz ■レール・ツー・レールFET入力 * 低入力バイアス電流:2pA ■レール・ツー・レール出力 * 高リニア出力電流:50mA ■低入力オフセット:±500μV(最大値) ■低オフセット・ドリフト:±2μV/°C(代表値) ■低歪み:-95/-95dBc HD2/3(2VPP、1MHz時) ■高コモンモード除去比(CMRR):100dB ■低消費電流:チャネルあたり3.6mA ■小パッケージ:8ピンSOT-23/VSSOP ■拡張温度範囲:-40°C~+125°C
価格情報
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納期
用途/実績例
広帯域フォトダイオード・アンプ、高インピーダンス・フロントエンド、インピーダンス測定、アクティブ・フィルタ、パワー・アナライザ、レベルシフト/バッファリング、オプトエレクトロニクス・ドライバなど
企業情報
テキサス・インスツルメンツ(本社:米国テキサス州ダラス、会長、社長兼 CEO:リッチ・テンプルトン、略称:TI)は、世界を「もっと便利に、健やかに、安全に、環境にやさしく、かつ楽しく」するような新しいエレクトロニクス機器を開発できるよう、お客様を支援し、共に課題解決に取り組んでいます。TI は世界 30 ヶ国以上に製造、設計ならびに販売拠点を展開し、イノベーションを追求し続けています。 TI のアナログ IC と組み込みプロセッシングは、デジタル機器が溢れる社会において、暮らしを見えないところから支えています。 今後益々重要になる環境、エネルギー分野、ヘルスケア、医療機器、セキュリティなどの市場にも積極的に製品や技術を投入しています。 技術お問い合わせ窓口 日本TIプロダクト・インフォメーション・センター 【http://www.tij.co.jp/pic/】