650nA高精度ナノパワー・セロドリフト・アンプ『LPV821』
『LPV821』は、低入力オフセットが要求されるワイヤレス/有線機器の 「常時オン」センシング・アプリケーション向け。 低初期オフセット、低オフセット・ドリフト、8kHzの帯域幅、650nAの静止電流により、 消費電流、温度、ガス、歪みゲージを監視する最終機器に適しています。 独自のオートキャリブレーション機能を使用し、全時間と温度範囲にわたって 低オフセット電圧(最大20µV)と最小ドリフトを提供します。低オフセットと 超低静止電流に加え、ピコアンペア単位の超低バイアス電流により、出力インピー ダンスの高いセンサ監視アプリケーションや、メガオームのフィードバック抵抗を 含むアンプ構成で通常発生するエラーを低減できます。 また、レール・ツー・レール入力コモンモード範囲を備えた入力段と、レールの15mV内で 振幅する出力段を特長としており、広いダイナミック・レンジを維持します。 EMI強化特性により、携帯電話、WiFi、無線送信機、タグ・リーダーからの不要な RF信号に対するシステムの感度を低減します。 ※詳細はお問い合わせください。
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基本情報
【その他の特長】 ■静止電流:650nA ■低オフセット電圧:±20µV(最大値) ■ゼロドリフト:0.08µV/°C(最大値) ■0.1Hz~10Hzノイズ:3.9µVPP ■入力バイアス電流:±7pA ■ゲイン帯域幅:8kHz ■電源電圧範囲:1.7V~3.6V ■レール・ツー・レール入出力 ■EMI強化 ■拡張温度範囲:-40ºC~+125ºC ■業界標準の5ピンSOT-23パッケージ ※詳細はお問い合わせください。
用途/実績例
【用途】 ■バッテリ駆動計測機器、ガス検出、電流センシング(シャント抵抗、 電流トランス)、温度計測(高インピーダンス・サーミスタ、RTD、 熱電対)、歪みゲージ(電子はかり、圧力センサ) など ※詳細はお問い合わせください。
企業情報
テキサス・インスツルメンツ(本社:米国テキサス州ダラス、会長、社長兼 CEO:リッチ・テンプルトン、略称:TI)は、世界を「もっと便利に、健やかに、安全に、環境にやさしく、かつ楽しく」するような新しいエレクトロニクス機器を開発できるよう、お客様を支援し、共に課題解決に取り組んでいます。TI は世界 30 ヶ国以上に製造、設計ならびに販売拠点を展開し、イノベーションを追求し続けています。 TI のアナログ IC と組み込みプロセッシングは、デジタル機器が溢れる社会において、暮らしを見えないところから支えています。 今後益々重要になる環境、エネルギー分野、ヘルスケア、医療機器、セキュリティなどの市場にも積極的に製品や技術を投入しています。 技術お問い合わせ窓口 日本TIプロダクト・インフォメーション・センター 【http://www.tij.co.jp/pic/】