秘訣は室温硬化シリコーン マスターモデルの制約がありません ※デモ・サンプル出し可能
金型レスで高強度・高耐熱の試作品を低コスト・短納期で実現可能 CAST&CAST製法はナイロン製品を真空注型で製作できる画期的な技術を開発・導入した受託加工サービスです。 特許取得をした唯一の熱可塑性注型材を使用することで優れたナイロン製品の提供が可能です。 マスターモデルは光造形・切削加工品・既存の現物などから対応いたします。 自動車部品を始めとした様々な分野へ対応可能。経験豊富な実績からお客様へ最適なご提案をいたします。 【特長】 ■優れた耐熱性・耐衝撃性・気密性・耐薬品性・耐摩耗性 ■金型不要で大幅なコストダウンや納期短縮が可能 ■金属部品の代替に ■機械的強度が優れているので実用試験にも対応 【コスト比較】 (ナイロン注型/切削加工/金型による射出成形) ■製作数 1-3個:○/◎/× ■製作数 4-30個:◎/△/× ■製作数 30個以上:△(※)/×/○ ※増型を行っても金型よりコスト減になる場合もあり
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基本情報
ナイロン注型は金型の代替にシリコーンゴム型を使用して樹脂を硬化させる工法です。 射出成形で流す熱可塑性樹脂のナイロン材料は高粘度なので金型の隅々まで材料を行き渡らせるには圧力をかけて流す必要があります。 しかしシリコーン型は射出成形の様な射出圧を加えて樹脂を流し込むことが出来ないので製作可能な樹脂は熱硬化性樹脂に限定されていました。 CAST&CAST製法では液状の材料を使用することで流し込む際の圧力が不要となるので熱可塑性樹脂であるナイロンの注型が可能となりました。 【ナイロン注型品の物性】 (カーボンフィラー20%/ガラスフィラー30%/Test/ISO) ■硬度(Shore D):81/82/868 ■曲げ弾性率(Mpa):6200/5200/178 ■引張強さ(Mpa):88/89/R527 ■熱変形温度(0.45Mpa)(℃):230/230/75B ■衝撃強さ (lzodVノッチ付)(KJ/m²):50/45/180 ■熱伝導率(W/mk):0.22/0.22/BS874 ※詳しくはPDF資料・公式サイトをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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用途/実績例
【用途】 ■代替可能例 【適用事例(部品名:従来工法)】 ○エンジンカバー:簡易金型 ○プロテクター:粉末造形 ○エアクリーナー:簡易金型 ○ヒューズボックス:粉末造形 ○ドアミラー:簡易金型 ○リアフェンダー:簡易金型 ○コラムカバー:粉末造形 ○モーターカバー:真空注型 ○ワイパー:粉末造形 ○外装部品:切削 ○インテークマニホールド:鋳造 ○家電耐熱部品:真空注型
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株式会社二幸技研は多種多様な「研究開発試作品の製造」を主の事業とし、多品種少量の樹脂製品製造に対して3D造形技術・切削加工技術・熱硬化性樹脂全般の注型技術など1984年の設立から積み上げて来ました。 その総合的樹脂加工技術をベースに「熱可塑性である6ナイロンを注型可能としたナイロン注型技術」を独自技術として確立。 2009年より技術開発を柱にナイロン注型事業を手掛け顧客要望に応えながら実績を積み上げ、高強度・高耐熱の「複合ナイロン注型技術」として『第11回川崎ものづくりブランド』の認定を受けました。 独自技術の強みをより高度化しシステムとして確立、発展させる事を目的に2016年「かわさき新産業創造センターKBIC」に開発本部を設置。2017年より「3NI-NYLON」としてブランド展開をスタートしました。 大型ハイエンド3Dプリンタを設置した「生田PBFファクトリー」と連携して展開しております。 様々な分野の多品種少量生産に求められるQCD課題解決のために素材から装置及びそのシステムの研究開発を行っております。