乳鉢・乳棒を自動化。全固体電池、ファインセラミックス、カーボンナノチューブ、導電性ペーストの撹拌、擂潰、分散、混練、混合に実績。
【特長】 ・石川式撹拌擂潰機の特徴そのままに、コンパクト設計を実現。 ・ステンレス筐体採用により耐薬品性が向上し、実験室やクリーンルームでの使用用途が拡がる。 ・D18S, D20S, D22Sは杵先が2本あり、擂潰性能が向上。 ・卓上型のため、ドラフトチャンバーやグローブボックス内での使用が可能となり、有機溶剤等の擂潰も可能。 【好適使用事例】 ・実験室の自動乳鉢として、多くの水準試験に最適。 ・グローブボックスを用いてアルゴンガス雰囲気内でのスラリー、ペースト、コロイドを分散、混練、粉砕。 ・ドラフトチャンバー内で溶剤を加えたスラリー、ペースト等の分散、混練時の濃縮作業で乳棒の撹拌効果と杵先の粉砕作業により均一な分散、混練処理を実現。 石川式攪拌擂潰機(カクハンライカイ機)は「攪拌」「分散」「すりつぶし」「混合」「練り合わせ」を同時に行う事が出来る機械です。これにより、メカノケミカル、メカニカルアロイの様に撹拌機、分散機、混練機、粉砕機等専用機では実現出来ない処理効果が認められます。独自の構造で、密度の高い粒形均一性、混合均一性を実現をします。
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基本情報
【石川式擂潰機の特徴】 以下のような特徴があります。 (1)独自設計により鉢内を均等・均一に撹拌擂潰処理が可能 (2)撹拌・擂潰の同時処理が可能 (3)駆動トルクが高く高粘度体の処理が可能 (4)ボールミル等に比べて処理エネルギーが低く「マイルドな加工」が可能 【製品の基本仕様】 ・インバータ、デジタルタイマーが標準装備されていますので、回転数の変更や運転時間の設定が可能。 ・本体はオールステンレス製でクリーンルームでのご使用にも適しています。(塗装仕様もございます) ・マグネット式で脱着が容易な飛散防止カバー付き 飛散防止カバーを装着しないと起動しない安全装置を標準装備 ・定格トルクに対する負荷率が表示可能 ・杵は、メンテナンスがほとんど要らない防塵タイプの杵を搭載 【デモルームのご案内】 石川式撹拌擂潰機の機能、性能評価のため実験機を無料でご利用頂けます。またお客様のご希望により撹拌擂潰処理を熟知した弊社スタッフがお客様の実験をサポートいたします。さらに、お客様の処理に最適な石川式撹拌擂潰機の機械選定と撹拌擂潰処理をご提案いたします。ご検討頂く際に是非ご利用下さい。
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用途/実績例
電子部品材料 導電性インク、導電性接着剤 絶縁材、封止材 顔料、釉薬 金属(金、銀、銅、カッパー)ペースト ガラスペースト カーボンペースト 二次電池 リチウム電池材料 全固体電池 カーボンナノチューブ セラミックス材料 砥石、砥粒、研磨剤 食品(味噌、あんこ、スパイス、ごま等) バイオ 医薬品 軟膏 薬品・化粧品 化学・繊維 研究・開発用機器・装置 大学・研究機関 エレクトロニクス 素材・材料 大学・研究機関 官公庁・団体・協会 素材・材料
詳細情報
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(1)D18S ・鉢内径:203mm ・鉢深さ:114mm ・処理容積:1.0L ・装置幅:440mm ・装置奥行き:285mm ・装置高さ:470mm ・電源:100V 90W (2)D20S ・鉢内径:254mm ・鉢深さ:140mm ・処理容積:2.0L ・装置幅:510mm ・装置奥行き:340mm ・装置高さ:550mm ・電源:100V 100W (3)D22S ・鉢内径:305mm ・鉢深さ:170mm ・処理容積:4.0L ・装置幅:565mm ・装置奥行き:390mm ・装置高さ:585mm ・電源:100V 200W
カタログ(8)
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企業情報
弊社は、自動乳鉢の専門メーカーです。自動乳鉢(石川式攪拌擂潰機)の特徴は、独自技術により攪拌・(擂潰)擂り潰し・混合・混錬を一つの装置で同時に行うことができます。以下のような基本性能を有してます。 1.均一で精緻な混合が可能 ・粒度制御をしながら均一な混合ができる 2.粒径の均一化と制御が容易 ・微粉砕しながら、粒径を均一に整えることができる 3.材料の過度な劣化を防ぐ ・機械的なストレスが少ないため(マイルドな処理エネルギー)、過粉砕や化学変化を抑えつつ処理できる ・高エネルギー処理(ボールミルなど)では発熱による反応変化が起こるが、自動乳鉢では温度管理がしやすい 4.少量試作・実験向けに適している ・ボールミルやプラネタリーミキサーは大量の原料が必要 だが、自動乳鉢は最小0.5gの試作が可能 ・プロセスのスケールアップにも対応しやすい(小規模→大規模への適用が容易) 5.スラリー、ペースト、高粘度材料の処理も可能 ・乳棒回転のモータートルクが高いため、高粘度材料でも処理ができる