3Dスキャン検査を手軽に始められるソフトウェアです。3Dデータを検査に活用し、検査工程の効率化や様々な形状への対応が可能です。
『PointShape Inspector』は3Dスキャン検査のためのソフトウェアです。 スキャンデータとCADデータを読み込んで、データ上で寸法や角度などを測定したり、設計モデルと現物モデルの偏差を確認したりすることができます。 [特徴] ■自由曲面を評価できる 従来の測定機では評価が難しい、複雑な形状への対応が可能です。CADデータと比較することで、目視では認識しにくい偏差を視覚的に確認することができます。 ■検査工程をテンプレートで簡略化 検査工程をテンプレートとして記録することが可能。繰り返し行う検査の手順をあらかじめ記録しておくことで、時間の有効活用や誰でも正しい手順での検査が可能になります。 ■検査結果の共有もかんたん 検査レポートはワンクリックで出力できるため、スムーズに共有できます。 ★本製品と卓上サイズの小型3Dスキャナ『iPointShape』がセットになったパッケージもございます。下記の外部リンクより詳細をご確認いただけます。 ※詳細はカタログ請求いただくか、下記ダウンロードボタンよりPDFデータをご覧ください。
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基本情報
[動作環境] ■OS:Windows7/8/8.1/10(64 bit) ■ディスプレイ:1920×1080以上 ■CPU:Intel/AMD マルチコアCPU 3GHz以上(推奨) ■メモリ:4GB(最小) 8GB以上(推奨) ■空きディスク容量:10GB以上(推奨)
価格帯
100万円 ~ 500万円
納期
用途/実績例
・3Dスキャンデータを活用した検査 ・曲面の評価 ・寸法や幾何公差の測定 など
詳細情報
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■三次元測定機だけでは対応が難しい「曲面」の評価 製品に含まれる曲面の評価では、多くの場合、三次元測定機で複数のポイントを測定し、CADデータと比較して数値の合否を判定しています。 しかしながら、その判定は任意のポイントでの比較によるものであり、実際に「面」として正確な評価ができているわけではないのが現状といえます。 また、設計・製造ともに進歩した3D技術の普及によって、自由曲面などの複雑な形状を持つ製品が増えていることからも、面全体での評価の重要性は今後も高まっていくと考えられます。
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■3Dスキャンを活用した検査で曲面を評価 3Dスキャナでは、三次元測定機のように任意のポイントを指定して評価するのではなく、何万ものポイントを一度で取得し、1つの形状としてモデル全体をデータ化することができます。 データ化したスキャンモデルとCADデータのモデルを読み込むことで、簡単に面全体を比較することができるため、時間や工数の削減が可能になります。 3Dスキャンを活用した検査・測定は、これまでの手法では正確に評価することが難しかった「面」の評価に最適な手法です。
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【曲面評価活用例(1)】OK/NGを一目で判定できる 比較結果を色分けし、合否を一目で判定することができます。 例えばこの図では、比較結果を3色に分け、OK/NGの箇所を視覚的に把握できるようにしています。設計モデルとスキャンモデルの偏差許容値(公差)を±0.1mmに設定して比較。許容範囲内に収まっていれば緑色、許容範囲外で設計データに比べて値がプラスであれば赤色、マイナスであれば青色で表示されるように設定しています。 曲面に発生している偏差の合否を一目で判定できるため、検査にかける時間を短縮することができます。
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【曲面評価活用例(2)】歪みの傾向を把握して、製造プロセスを改善 製造品は、各工程の中の様々な要素の影響を受け、歪みが発生します。しかし、その発生箇所や傾向は、ポイントの評価だけでは掴みにくいものです。 3Dスキャン検査では、合否の判定だけでなく、偏差量を段階的に色分けできるカラーマッピング機能で、歪みの発生箇所やその度合いを可視化することができます。 表面のうねりや、反り、ヒケなどの発生状況をもとに、加工条件や工具の摩耗状況、成形条件や型の設計など、工程内の要因を特定することで、よりよい製造条件への改善に繋げることができます。
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【ものづくりの最新機器・定番機器をシステムでご提案】 工作機械・CAD/CAM・3Dプリンタや3Dスキャナなどの3Dデジタル生産ツール・工具など、ものづくりに必要なあらゆる機器をトータルでご提案できる国内唯一の企業です。 【導入後も技術サポートで安心】 弊社の強みである技術サポートで、操作のサポートやトラブル対応、メンテナンスなど導入後のユーザー様のお悩みも窓口一つで解決致します。 【豊富な実機を展示】 各種実機を設置しているため、デモや見学を通して運用イメージを明確にして導入いただけます。 【メーカー機能も】 また、ユーザー様が求める機能を持った商品が無い場合や、良い機能を持ちながら販売力が弱い製品など、メーカー機能を活かし、独自企画した自社製品として発売していきます。