OLED/スマートフォン向けに拡大しつつあるCOFマーケット分析。新規参入中国メーカーも分析
2018年、COFマーケットは高い成長を見せた。大型LCD向けが堅調な推移を見せ、さらにOLED、スマートフォン向けの新規アプリケーションが本格化したためである。特にスマートフォン向けは 急激な拡大を見せ、片面COFの需要を拡大させた。スマートフォン向けとしては、従来2メタルCOFがフレキシブルOLEDに採用される程度であったが、2018年よりスマートフォンのフルスクリーンタイプにおいて、片面COFの需要が急増した。LTPS、リジットOLEDにて同需要が拡大しており、スマートフォン分野におけるCOFの採用が本格化している。OLED向けとしても前述したフレキシブルOLED、リジットOLED向けが本格化している。さらにOLED-TV向けも拡大しつつあり、数年後には大きな需要を形成することが予測される。過去数年COFマーケットは停滞感があったが、これら新規アプリケーションにより、再び成長マーケットとして復活しようとしている。
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基本情報
当リポートはTAB/COFの現状におけるマーケット動向を分析、マーケットトレンド、メーカーシェア、各メーカーのビジネス展開状況等をまとめている。特に今回は新規アプリケーションとなるOLED、スマートフォン向けの動向を分析、将来における需要を分析した。また新規参入となる中国メーカーの動向についてもまとめてある。新たなステージに入りつつあるCOFマーケットの展望を分析したものとなっている。
価格情報
98000
価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
即日
用途/実績例
COFマーケットが復活するなか、既存メーカーでの増産はなかなか進まない状況にあり、供給不足が懸念されている。特に拡大している中国ユーザーにおいて懸念が強い。そのなかいよいよ中国にて新規COFメーカーによる量産化が進もうとしている。ESWIN、Leader-Tech、AVARYの3社は量産化に向け、設備投資が進んでいる。早ければ2019年上期にも量産を開始するべく計画を進めている。COFマーケットが復活しつつあるなか、久しぶりにCOFの新規参入メーカーが誕生しようとしている。COFは新しい時代へと突入しつつある。
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