ロストワックス製法についてご紹介します
金型で製作した部品形状にワックス(ろう)を流し入れて模型を作ります。 その模型を耐火材でコーティングした後、加熱してワックスを溶かします(脱ろう)。 これを鋳型として、溶かした金属を流し鋳造する製法のことを「ロストワックス製法」と言います。 【製法の特徴】 1. 素材となる金属の多様性 ロストワックス製法は、流し込む金属に制限がありません。 硬度の高いものや、ねばりのあるものなど、機械加工が難しい材質でも容易に製作できます。 機械加工と比較して、端面形状、薄肉など、設計的な自由度が向上します。 2. 高い寸法精度 砂型鋳造と比較し、寸法精度の高い素材を提供できます。寸法精度が高いため、 機械加工の工数および取り代量を削減でき、コストパフォーマンスが高いことが特徴です。 3. 様々な大きさに対応 10×10×10mmの小さいものから、500×500×500mm(重さ約60kg)まで様々なサイズに対応可能です。 特に、製作がしやすいものは、300×300×300mm(重さ約10~30kg)以下です。 ※詳細については、お気軽にお問い合わせください。
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企業情報
当社は、新潟県長岡市で精密鋳造法の一つであるロストワックス法で製品を製造しております。 一般的な鋳物に比べて精度が高く、複雑形状もニアネットで製作可能。 主に発電用ガスタービンに使用されるNi合金・Co合金や、航空機部品に使用されるAl合金の鋳造が得意です。 超耐熱合金を製造できる真空溶解鋳造炉を導入。 ISO9001、ISO14001、JISQ9100、NADCAP(NDT)認証取得。 難切削材の複合形状部品の機械加工などでお困りの方、 当社の高精度ニアネットシェイプ鋳造で機械加工量を大幅に削減しコストダウンできます。 ご要望の際はお気軽にお問い合わせください。