正弦波駆動モータドライバの技術資料です。矩形波駆動ドライバと正弦波駆動ドライバの違いを徹底的に解説しております。#技術資料
従来の矩形波駆動に比べて、圧倒的に効率が良く、小型・低振動・低騒音のブラシレスモータドライバです。 正弦波駆動とは正弦波(サイン波)状に連続的に電流を変化させてモータを駆動させる方式です。オシロスコープなどで波形を見てみると、綺麗なサインウェーブになっているのが特徴で、誘起電圧に近似していることから、矩形波駆動に比べ効率が良いのが特徴です。
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基本情報
正弦波駆動ブラシレスモータは、ロータ位置を検出し、その回転角度に応じてコイルの電圧を正弦波状に変化させ回転磁界を作ることでロータを回転させます。回転に同期してコイルに正弦波電圧を加え続けることでロータを連続回転させることができます。 矩形波駆動とは、最も簡単な駆動方法で、ロータの回転角度に応じてパワー素子のON/OFF状態を切り替え、ステータのコイルの電流方向を変化させてロータを回転させる方法です。 ロータを1回転(360度)する際、電流方向の切り替えは6回(60度)行います。この方法はブラシ付きDCモータの駆動原理と同じです。モータの駆動は、インバータ回路を使いPWMで電圧を制御します。センサレスモータの駆動方法としては最も多く採用されています。 (東芝デバイス&ストレージ株式会社 https://toshiba.semicon-storage.com/jp/top.html)
価格帯
納期
用途/実績例
ブラシレスモータの速度は、電圧を変えることで調整します。電圧を上げて駆動指令波形の周波数を上げることで回転速度が上がります。 駆動指令波形の周波数のみを上げると、ロータの回転が追従できなくなり、ロータは停止してしまいます。また、電圧だけを上げるとロータの回転が速くなりますが、駆動指令波形の周波数が遅すぎてロータは停止してしまいます。そのため電圧と駆動指令波形双方の調整が必要になります。 (ブラシレスモータの駆動指令波形の周波数は、ロータの位置検出により決まります) (東芝デバイス&ストレージ株式会社 https://toshiba.semicon-storage.com/jp/top.html)
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企業情報
コアレスモータは、精密小型モータ、発電機およびドライバなどの開発・製造・販売を行っており、独自技術によって軽量化、省電力化に特化した製品を数多く取り揃えております。 【商品ラインアップ】 ・コアレスブラシレスDCモータ ・コアードブラシレスDCモータ(ODM) ・小型ギヤードモータ (ODM) ・汎用ギヤードモータ (一部ODM) ・ギヤ内蔵モータ (第36回神奈川県工業技術開発大賞受賞) ・電動車椅子用インホイールモータ ・ホイールサーボモータ(ODM) ・ブラシレスモータ ドライバ(一部OEM) ・バッテリ駆動ACサーボモータ(一部ODM) ・ACサーボモーションコントローラ(ODM) ・再生可能エネルギー発電機(一部ODM) ・EAT付き風力発電機 ・ICファンモータ ・従来型軸流ファンモータ(ODM) ・DCブロアファンモータ(ODM) ・リニアモータ