鉄鋼材料の耐摩耗性、疲労強度、摺動性能の向上には、ガス軟窒化処理がおすすめです
当社で行うガス軟窒化処理(SNプロセス)についてのご紹介です。 ガス軟窒化を行うと、金属表面に5μm~20μmほどの 化合物層(ε層)が形成されます。 この化合物層は、窒化物と炭化物からなる層で、ガス軟窒化処理は、 窒素原子だけではなく炭素原子も含んだ雰囲気中で行われるためです。 そして、この化合物層よりも内側では、拡散層と呼ばれる窒化物の層が 形成されており、これら化合物層と拡散層とによって鉄鋼材料部品の 耐摩耗性、疲労強度、摺動性能の向上が実現されます。 このため、自動車部品をはじめ、弱電部品、一般産業機器、金型など、 幅広く行われている表面熱処理と言えます。 【特長】 ■深穴、スリット等、塩浴窒化処理、プラズマ窒化処理では不向きな 形状も容易に処理できる ■表面は、不純物、酸化膜等が付着することなく、乳白色の綺麗な仕上がり ■微小部品から大型部品まで、小ロットから量産まで容易に適用できる ■機械的特性の改善 ・耐摩耗性の向上(高硬度、低摩擦係数の化合物層の効果) ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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基本情報
【適応材料】 ■SPCC、SS400 ■SUM系、S45C等炭素鋼 ■SCM材、SNC、SMCM材 ■NAK、HPM等プレハードン鋼 ■SACM645 ■SKD-11、DC、SLDダイス鋼系 ■SKH系、HAP、MH等高速度鋼 ■SUS410、420、440 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
価格帯
納期
用途/実績例
【適応事例】 ■ニードルバルブ ■半導体自送機器部品 ■歯車類 ■プレス部品 ■特殊シム部品 ■精密金型入れ子 ■半導体自走精密部品 ■特殊シャフト ■産業用ブレーキ部品 ■溶接構造部品 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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朝日熱処理工業株式会社は、熱処理という仕事に誇りを持つと共に、EXCELLENT COMPANYを目指し続けます。 共に育ちあう、活力に満ちた豊かな人間集団として、社会の信頼や期待に高い水準でこたえられる起業づくりに挑戦し続けます。 それがお客様のお役に立てる、お客様にとってなくてはならぬパートナーに成っていく、唯一、最良の道であると信じております。