プラント概算見積の基礎と実際
設備のユーザー自身で概算見積を行うことは、手持ち見積コストデータも乏しく大変困難を伴うことが多いと考える。 しかし昨今の競争の激しいグローバル化時代にあっては、関係エンジニアにはコスト見積技術力の向上が期待されているところであろう。 本書は、こうした時代のエンジニアの能力向上の一助にすべく、化学プラントの概算見積に関する基礎知識、基本的な見積手法および実際的な見積例などを示し解説したものである。 読者の見積力やコストエンジニアリング能力向上の糸口になればと願っている。
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基本情報
いつの時代でも成長する企業は、多くの設備投資計画をもちその実現を常に検討している。 事業の計画段階における設備コストの概算見積は、設備投資の可否、投資の順序あるいは設備投資額を決定するさいのベースになり、また財務的な見通しをつける時の重要資料の一つである。 そしてこの概算見積は、設備のユーザーのみならずコントラクターにとってもプロジェクトを正しい方向に導くためには欠かせない作業でもある。 しかし計画段階の設備コスト見積は、プロジェクトの定義が十分でない中様々なケースを短期間でしかも限られた人員での実施が求められる。 特にプロジェクト初期段階の概算見積は、その時のプロジェクトの定義の程度に応じて行うことになる。 見積手法の選択、コストデータの整備や実務経験など含めた総合的な見積能力がそのできを左右する。
価格情報
【カラープリント】 22,000円(税・送料込価格) 【白黒プリント】 19,800円(税・送料込価格)
価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
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用途/実績例
■著者/大原宏光(大原シーイー研究所 代表) ■体裁/A4版 164ページ ■発行/2016年11月 初版/大原シーイー研究所 ■定価/【カラープリント】 22,000円(税・送料込価格) 【白黒プリント】 19,800円(税・送料込価格) ※本書籍はご試読頂けません。 ※詳細は弊社ホームページをご覧ください。
企業情報
当社は1982年創立以来、“技術情報・経営情報の産業社会に対する提供”に共鳴していただいた気鋭の研究者・技術者・コンサルタントの方々のお力添えにより、経営・技術セミナーの開催ならびに技術資料の出版・販売に励んでまいりました。 近年の産業社会をめぐる技術革新の波はより激しく、より速いものとなっています。 そのような状況の下、私共の企業活動は産業社会の情報ニーズに対する“flexible”な対応という点に重きを置いて進めてまいりました。 企業レベルでは事業に必要な電力を100%再生可能エネルギーでまかなうことを目指す「REIT」の加盟企業は目を追うごとに増加し、経済・社会・環境を巡るグローバルな課題に関する17の目標である「持続可能な開発目標(SDGs)への関心が高まり、ESG投資が注目されています。 このような状況から、2025年は今までより一層地球温暖化対応などエネルギー、環境を中心とした技術が今後の世界のキーテクノロジーになると確信します。 当社も引き続き、「エネルギー」ならびに「環境」を中心とした関連情報に注目し、社会と我々の子孫にとって、真に有用な情報提供を進めてまいる所存です。