こちらは当社で製造したSUS304製のドライブシャフトと呼ばれる製品です。真空ポンプの主軸シャフトとして使用されるものです。
< 加工におけるポイント > すり割り加工を行うことで主軸部となるシャフトを挿入し、ボルトにより固定を行うことができる構造となっています。このすり割り構造は、最終製品であるポンプのメンテナンス性を考慮し、構造設計がなされています。また、回転体となることから、外径部5か所に対して研磨加工を行っている点も特徴と言えます。 さらに、内径部において同軸度0.02が求められているため、すり割り加工を行った後に内径研磨を行いました。
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基本情報
製品分類:ドライブシャフト 納品業界:ポンプメーカー様 製品素材:SUS304 製品サイズ:φ49×168 ロット:50個
価格帯
納期
~ 1ヶ月
用途/実績例
この他にも、Lが650mm、φ90mmとなる為、重切削品の加工実績があります。シャフトの側面が各5段において高い平面度(0.01)が求められています。ポイントは材質がSUS304にも拘らず、平面度が求められているために、総研磨を行っていることが一つのポイントです また、キー溝ならびに側面ボーリング穴が軸に対して芯ずれ0.01以内が求められているため、非常に難しい加工といえます。 精度が高い分、価格も上がりますが、当社ならではのシャフト加工といえます。
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タケダ工業では、多種多様な工作機械を駆使し、素材調達から完成品までの一貫生産を行っています。 また、少ロットから量産加工まで幅広くお客様の要求に応えられるよう、一人一人が技術力を高め、生産効率を追求しながらも高品質なモノづくりに取り組んでいます。