環境負荷低減への貢献が可能な装置です
現在主流となっている一般的な工法としての電気めっきとは、めっき浴の中に電極と製品を入れ電流を流すことによりめっき液内の金属イオンが陰極へと移動し金属が析出します。 製品ならびに電極をめっき浴内に浸す為、浴槽は大きくなりめっき液の使用量も多くなります。 スタンプ式めっき工法(SED工法)では、必要な部分に固体電解質膜をスタンピング(プレス)して高速で成膜する事が可能なため薬液の使用量が少なくなり、めっき処理に必要な時間の短縮や工程のコンパクト化にもつながり環境への負荷が大幅に削減する事が可能です。
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基本情報
<<メリットと効果>> ・対環境(エコロジー) ワークを液薬に浸漬させなくてもよい為めっき薬や洗浄水の使用量低減が可能です。 ・優れた成膜スピード 高速で陽イオンの輸送が可能です。ワーク表面での陽イオン空乏層が形成されにくく電極間の距離を縮められる構造も可能となるので装置の小型化も見込まれます。 ・低コスト めっき液や洗浄水の使用量が大幅に減ることでランニングコストが大きく抑えられます。成膜も高速かつ部分成膜には事前にマスキングが必要でしたが、電解質膜が接触した部分のみ金属析出する為マスキング工程が削減できます。 固体電解質膜を通す主成分は陽イオンと若干の水分であるため、めっき液中の異物がワークに接触する事を抑制でき、めっき薬管理が容易となります。 ・スタンピング方式 成膜面を物理的な圧力で押さえる為、無加圧よりも緻密な成膜が可能です。
価格帯
1000万円 ~ 5000万円
納期
用途/実績例
対象:銅めっき (ニッケル、金メッキ 工法開発中)
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弊社は1953年9月伊那地域で早期の精密深絞りプレス加工企業として創業を始めすでに半世紀以上を越えました。 その間多くの皆様方のご愛顧を賜り、ユニークなアイディア溢れるモノづくりに日々挑戦しこれまでに多くの知的所有権を取得。並びにグットカンパニー大賞 特別賞や元気な中小企業300社など表彰もいただいております。 これからも分野を問わず、自社の蓄積した精密プレス加工技術と、MIKADOブランドを確立したエアプレス・真空プレスや自動化技術を通して、皆様方の良きパートナー企業として喜ばれるものづくりを目指していきます。