音響部材の振動板として、緻密でスピード感のある音を再現できると共に、高感度、低歪みで、癖のない高音質を奏でるフィルムです。
KGK LCP「SARAS」は、「金属のような剛性とゴムのような軟質性」を特徴とする調和に秀でたハーモニーフィルムです。音響部材の振動板に使用することにより、緻密でスピード感のある音を再現できると共に、高感度、低歪みで、癖のない高音質を奏でるフィルムです。
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基本情報
製品の高機能化が進む現在において、人間とのインターフェースとなる音響機器の高性能化が更に求められていいます。 音の正体を一言で言えば空気の振動です。空気の運動や疎密の変化を振動として耳の鼓膜で受け止め、神経信号に変換されて脳へと伝達されたものが “音”として認識されます。スピーカーのキーパーツである振動板は、機械振動を空間に音響替信号として放射する役割をもち、高ヤング率、高内部損失、低密度、耐久性が求められます。わかりやすく言うと、軽くて曲がりにくい材料がよい材料となります。紙が主流だった振動板に求める条件が厳しくなり、紙以外の新材料へと展開してきた今日では、紙に代わる理想的材料を求める動きの中で、スピーカー振動板材料として、高周波電気特性に優れるスーパーエンプラのLCPを超える音響特性をもつ新しい高分子材料はありません。
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用途/実績例
ヘッドホン、イヤホン、スピーカー、マイクロフォンの振動板用途
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企業情報
当社の基本技術(特許多数保有)を生かした、オンリーワン、ナンバーワン商品により、工業材料として建材、自動車、電子電材 などの幅広い分野で粘着・接着・結合をキーワードとした産業製品に採用、実績があります。 また弊社独自技術を応用し、多機能シートの開発にも積極的に取り組むことで耐熱、放熱、蓄熱、導電、バリアなどあらゆる機能の実現を目標としてます。 開発〜販売までの一貫したシステムにより、新機能分野での新たな商品を展開しており、弊社コーディネーター(技術営業)がお客様のニーズ実現にチャレンジし新たな製品のご提案を致します。