プラスチック材質判別業務を、誰でも、簡単に、同じ基準で行うことができるハンディタイプの材質判別装置です。
☆第34回中小企業優秀新技術・新製品賞「優良賞」「産学官連携特別賞」「環境貢献特別賞」受賞 ☆令和5年度 東北地方発明表彰「文部科学大臣賞」受賞 ☆販売実績 280台超 ぷらしるは、近赤外線分光法によるハンディタイプのプラスチック材質判別装置です。 読取センサが内蔵されたセンサ部と、判別結果を表示するタブレットで構成されている判別機です。 手ざわり・弾力・匂い・燃え方など、ベテランの経験則に依存しがちだった材質判別業務を「誰でも・簡単に・同じ基準で」行うことができます。 少子高齢化による人手不足、離職率の増加など、人材確保や人材教育は喫緊の課題ですが、 持ち運びしやすく、どこでも使えるぷらしるは、現場教育用ツールとしての活躍も期待できます。 ★ぷらしるの【新用途】を募集中! 後述の「プロモード」を活用することで、プラスチック以外の材質の選別にも活用できる可能性がございます。 実演・サンプルテストを実施しておりますのでお気軽にご相談ください。
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基本情報
■材質判別のしくみ 測定対象物に近赤外線を照射し、対象が反射した光の波形を測定します。 測定された波形データは、ぷらしるに登録されている12種類のプラスチックの波形データと照合され、最も波形が近い材質が表示されます。 ■判別可能な材質 PS(ポリスチレン)・LDPE(低密度ポリエチレン)・HDPE(高密度ポリエチレン)・PP(ポリプロピレン)・PET(ポリエチレンテレフタレート)・PVC(塩化ビニル)・PMMA(アクリル)・ABS(ABS合成樹脂)・PA(ポリアミド)・PC(ポリカーボネート)・POM(ポリアセタール)・PBT(ポリブチレンテレフタレート) ■その他の機能(プロモード) ・一致判定機能 上記12種類以外のあるプラスチック「材質A」と、他のプラスチックが同じ材質かを調べることができます。判別時に材質Aが必要です。 ・ライブラリ登録モード 上記12種類以外のあるプラスチック、例えば「材質A・B・C」の名称と波形データをあらかじめ登録しておくことで、不明な材質Xが「材質A・B・C」と同じものかどうかを調べることができます。 判別時に材質A・B・Cの現物は不要です。
価格帯
50万円 ~ 100万円
納期
用途/実績例
【産廃処理業者】 ・納品時・受入時のプラスチック材質判別 ・RPF固形燃料へのPVC(塩ビ)・PETの混入防止 【食品工場】 ・混入した異物(プラスチック)の発生源をトレースするため 【環境調査会社】 ・調査先での材質判別に使用
カタログ(11)
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企業情報
■はじめに 山本製作所は、1918年に山形県天童市で創業された機械メーカーです。農業機械、特に穀物乾燥機や稲わらカッターで国内トップシェアを獲得してきました。 「農業と歩んできた企業だからこそ、食糧生産を支える地球環境の改善に貢献したい」この思いと培われた技術から生まれたのが、発泡スチロール減容機「ハイメルター」です。自社製品の提供を通じて、静脈産業(※)で挑戦する人たちとともに業界の明るい未来をつくる。それが私たちの使命です。 ■開発への思い 廃棄されていた物を資源と捉え、廃棄物を出すことなく資源を循環させる「サーキュラーエコノミー」という考えが注目を集めています。しかし、そこで大きな役割を果たす静脈産業(※)は、世間の関心は決して高くなく、多くの企業が人手不足に悩んでいるというのが実情です。モノづくりを通して、この業界にスポットライトを当てて変化を起こしたい。それが私たち山本製作所のつくる環境機器全てに込められた思いです。 ※製造業など製品を生み出す「動脈産業」に対して、その廃棄物を回収して再生・再利用、処理・処分などを行う産業は、人間の血液の循環に例えて「静脈産業」と呼ばれてます。