ゴムシートガスケットを使っていたが漏れがあり、ガスケットを外して見てみると、一部が切れていた。
ゴムシートガスケットを使っていたが漏れがあり、 ガスケットを外して見てみると、一部が切れていた。 ■不具合の内容 〇ゴムシートは圧縮破壊を起こす面圧が小さいため(14.7N/mm²)、締め付けすぎに注意する必要がある。 〇ガスケットがリング形の場合、又はフランジが平面座(RFの場合)は面圧が大きくなりすぎる恐れがある。 ■対策 〇フランジが全面座(FF)の場合、ガスケットも全面形にする。 〇フランジが平面座(RF)の場合、ジョイントシート等の他のガスケットが使えないか検討する。 〇トルク管理をして、締め付けすぎないようにする。 〇最高使用圧力 1.0MPaを目安に設定を行う。
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基本情報
■ノンアスジョイントシートで注意すること 〇初期から十分な力で締付ける 〇昇温後、時間が経過してからの増し締めはしない →ガスケットが熱により硬化し、硬化後の増し締めはガスケットの破断につながる 恐れがある 〇蒸気シールに用いる場合、硬化が起こりやすいので特に注意が必要 →石綿ジョイントシートに比べ、高い締付力が必要であり、寿命も短い
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ガスケットの使用時に漏れが発生する原因は? ~接面漏れ編~
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ダイコーは、ガスケット・パッキンをはじめとする様々な工業用製品の加工に特化したメーカーです。 日本最大級のウォータージェット加工機をはじめとする業界屈指の加工設備と、ジョイントシート、ゴム、樹脂、金属など幅広い材料の取り扱いにより、お客様の多様なニーズにお応えします。50年間培ってきた技術と経験を活かし、お客様の課題解決に貢献できるよう、高品質・短納期・低コストで製品をご提供いたします。お客様の多様なニーズにお応えするため、ダイコーの生産拠点には様々な加工設備を備えています。中でもウォータージェット加工機は、大阪本社・東京支社合わせて4台を設置しており、国内でも最大級の規模を誇ります。最大加工範囲はW4,000×L5,800mmで、大口径のガスケット・パッキンも高精度に製造できます。材料効率を極限まで高めることにより、『高品質・低コスト』でのご提供を実現しています。