サンプルの酸化、試験圧子の熱による劣化を防ぎ、サンプル表面温度を安定した状態で高温(最大800℃)での硬さ、粘弾性試験を実現
材料開発、品質保証において実使用環境に近い条件でのテスト、試験時間短縮から加速試験による耐久性評価が今まで以上に求められています。高温環境下での物質の硬さ、ヤング率に関する測定は、サンプルの酸化、試験圧子の熱による劣化、サンプル表面温度の安定性から非常に困難な試験でした。 高温インデンテーション試験機は従来の問題を解決し、正確な物性測定を実現します。
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基本情報
・酸化を防ぐ真空環境 10-7 mbar ・試料に応じた適切な高温用圧子の選択(ダイヤモンド、超硬合金) ・圧子・リファレンス圧子による表面温度ドリフトの影響を低減する測定方法 ・振動を最小限に抑える高分子床パッド・4点の空気圧縮設置 ・圧子、リファレンス圧子・サンプルステージ独立した温度制御 ・最大荷重100mN 分解能6nN ・最大押し込み深さ100μm 分解能0.006nm ・最大加熱温度800度 分解能0.1度
価格帯
5000万円 ~ 1億円
納期
※別途相談
用途/実績例
高速切削工具・ハードコーティング 半導体 熱バリアコーティング 原子力プラントマテリアル 航空宇宙産業 温度変動により大きく硬さ変動する材料 温度クリープ・疲労変化物質 ガラス転移(ポリマー) 相転移(Shape Memory Alloys
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企業情報
アントンパールは、機械工だったアントン・パールによって1922年にオーストリア・グラーツで設立されました。 現在、世界110か国以上で約4,500人の社員を擁し、研究・開発・品質管理に使用される分析機器の開発、製造、販売、サポートを世界規模で展開しています。 アントンパール・ジャパンは、Anton Paar GmbHの100%子会社として日本のお客様へアントンパール製品の販売およびサポートを提供しています。 東京(本社)と大阪(大阪営業所)にオフィスとラボを構え、ラボには粘弾性測定装置、密度・比重計、マイクロ波試料前処理装置など、ほぼ全ての装置を展示しています。 専門のアプリケーションスタッフによるサンプル測定やデモンストレーション、ユーザートレーニングなど、幅広い用途でご活用いただけます。