通常精米では取り除けない肌糠を、乾式法(水を使わない)で除去。 水を使わないため、汚水処理費や浄化槽の維持費を削減できます。
乾式無洗米機 カピカ DPシリーズは、水や媒体を一切使わず、白米の表層糠を重量比で約0.8%程度きれいに取り除き、つやのあるきれいなお米に仕上げる乾式無洗米機です。 【処理能力】 DP-370:240~300kg/h DP-1100N:1000~1200kg/h DP-1500:1600~2100kg/h 【特長】 ■お米の表面に糠付着がほとんどなし お米の表面に汚れや糠が無いため、雑菌が少なく、酸化しにくく、虫の発生もきわめて少なくなります。米びつに入れても長持ちする保存性に加え、食味も良くなります。 ■低コスト、高歩留、ラクラク操作 消耗部品の耐久性は、タテ形精米機とほぼ同等。乾式のため低コストで設置することができます。運転操作は精米機と同じで、難しい操作は必要ありません。精米機と同時運転(連座式)するため、精米時間内で研米作業を終了することができます。研米時の砕粒はきわめて少なく高歩留です。 ■洗米水を大幅に節約 普通精米の研ぎ水量に比べて洗米水が1/5に節約できるため、業務用炊飯では上下水道代が大幅に節約できます。
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基本情報
【つやのあるきれいなお米に仕上げるポイント】 ロールの直径に対して全長を長くすることで、白米の機内滞留時間を長くし、特殊加工した金網の表面で糠表層を除去します。 噴風と吸引により、白米の表面から除去された白米の表層は、効率良く外へ排出されます。 金網とロールの隙間は米粒2つほどと狭くなっており、高い白米表面研磨効果により表層を除去します。
価格帯
納期
用途/実績例
【導入実績】 全国の精米工場、米菓工場 ※サンプル試験をご希望のお客様はお気軽にご相談ください。
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■はじめに 山本製作所は、1918年に山形県天童市で創業された機械メーカーです。農業機械、特に穀物乾燥機や稲わらカッターで国内トップシェアを獲得してきました。 「農業と歩んできた企業だからこそ、食糧生産を支える地球環境の改善に貢献したい」この思いと培われた技術から生まれたのが、発泡スチロール減容機「ハイメルター」です。自社製品の提供を通じて、静脈産業(※)で挑戦する人たちとともに業界の明るい未来をつくる。それが私たちの使命です。 ■開発への思い 廃棄されていた物を資源と捉え、廃棄物を出すことなく資源を循環させる「サーキュラーエコノミー」という考えが注目を集めています。しかし、そこで大きな役割を果たす静脈産業(※)は、世間の関心は決して高くなく、多くの企業が人手不足に悩んでいるというのが実情です。モノづくりを通して、この業界にスポットライトを当てて変化を起こしたい。それが私たち山本製作所のつくる環境機器全てに込められた思いです。 ※製造業など製品を生み出す「動脈産業」に対して、その廃棄物を回収して再生・再利用、処理・処分などを行う産業は、人間の血液の循環に例えて「静脈産業」と呼ばれてます。