日本薬局方 一般試験法 <2.59 有機体炭素試験法>に適合する「ガス透過膜導電率測定技術」を採用したオンラインTOC計
オンラインTOC計 Sievers M500は、Sieversの長年の無試薬型ガス透過膜式導電率測定技術を発展させた、3世代目のオンラインTOC計です。従来の“精度” “再現性” ”安定性”を継承しつつ、迅速測定とデータ管理機能の強化を実現しました。 【日本薬局方に適合する独自技術) ・日本薬局方 一般試験法 <2.59 有機体炭素試験法>に適合 ・各国薬局方に適合(USP <643>、EP 2.2.44) ・二酸化炭素を分離して測定:ガス透過膜式導電率測定方式 ・フタル酸水素カリウムを用いた校正 ・ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを90%以上の回収率で検出 【高性能&高機能】 ・3分間隔のリアルタイム測定 ・柔軟なサンプリング機能 ・豊富なシステムプロトコル ・21 CFR Part 11に基づいたデータインテグリティ対応
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基本情報
【TOC】 測定原理:紫外線酸化+ガス透過膜式導電率測定方式 測定範囲:0.03 ~ 2,500 ppb TOC 検出限界:0.03 ppb 定量限界:0.1 ppb 真度:測定値の±5% または ±0.1ppb どちらか大きい方 再現性:測定値の±1% または ±0.03ppb どちらか大きい方 【導電率】 測定範囲:0.01 ~ 800 μS/cm 真度:±1% または ±0.005 μS/cm どちらか大きい方 再現性:1.0 % 以内
価格帯
納期
用途/実績例
【製薬用水のリアルタイムテスト】 PAT(プロセス分析技術)を採用したTOC&導電率のリアルタイムテストにより、製薬用水設備のプロセス理解と制御が可能になり、品質と生産性を向上できます。PATはリアルタイムの測定データを活用して、プロセスの設計、分析、管理を行い、製品の品質を保証するプロセスです。PATを最大限に活用するには、TOC計の分析法バリデーションが必要です。Sievers M500には、分析法バリデーションの実施をサポートするための文書と標準液が用意されています。製薬用水のリアルタイムテストを採用することで以下のメリットが得られます。 ・従来のラボ分析に関連するコスト/リソース/汚染/ラボエラー/データ遅延を削減 ・規格外試験結果や傾向外試験結果をリアルタイムで検出 ・TOC/無機炭素/導電率を活用して根本原因解析 ・Sievers TOC測定技術を活用してラボテストからオンラインテストへ技術移管
詳細情報
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【Sievers独自の「ガス透過膜式導電率測定方式」による二酸化炭素の選択性】 導電率測定方式のTOC計では、有機物の酸化分解後に生成する二酸化炭素(炭酸イオン)が示す導電率を測定することで、炭素濃度を算出します。Sievers M500ではテフロンの薄膜により二酸化炭素を試料水から分析計内の純水ラインに分離する「ガス透過膜モジュール」と称する二酸化炭素の分離測定メカニズムによって、他のイオンの影響を排除した正確なTOC測定を可能にします。
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弊社は、1967年(昭和42年)の創立以来、誰でも迅速、簡単、高精度に測定できる水質測定器の開発、普及に努めてまいりました。 地球の環境保全とともに、限られた資源である水の有効活用が求められている現在、弊社は水質測定器、技術、サービスを駆使してあらゆる水環境に対応する、トータルソリューションプロバイダーを目指しています。 また、最新の技術と長年のノウハウを生かし、使い安く、信頼できる水質測定器をより安く、より速く、より広くお届けすることをモットーとして努力してゆく所存でございます。