石英よりも加工温度帯が低く、膨張率が金属に近い事が特徴です。平板・チップ・成形品・素材など幅広い形態でご利用頂けます。
◆加工温度帯が石英よりも低い。 石英の軟化点が1600~1700℃であるのに対してIHU250Hは563℃と低い事から、成型しやすい材料となっています。 ◆膨張率が石英よりも金属に近い。 メタライズに適しています。 ◆素材での提供も可能 弊社での成型だけではなく、材料を購入頂き、お客様にて成型、その他加工して頂く事も可能です。 紫外線を透過するフィルターでありながら、成型材料としてもご利用頂けるガラスです。透過率、屈折率などの光学特性を含む詳細情報はダウンロードデータにまとめております。是非ご確認下さい。 また、石英よりも膨張率が金属に近い為、メタライズにもおすすめです。IHU250Hを成型してカバーガラスのレンズアレイを作り、そのフランジ部にメタライズして、UV-LEDのカバーガラスを大量生産する事も可能です。
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基本情報
【特性】 ・半値(透過率50%値):250nm ・透過帯:紫外~可視域(ロングパスフィルター) ・標準厚み:1.0mm 【ご提供形態】 ・平板(□・○・チップほか) ・成形品(レンズアレイ・非球面ほか) ※図面を頂けましたら、弊社にて製造可否の検討をいたします。ポンチ絵等でも検討可能です。イメージをお伝えください。 ・素材(ブロック材・ロッド材・ボールレンズほか) ※より短波長の紫外線を通す『IHU200』は現在開発中です。 詳細をご希望の方は、是非お問い合わせ下さい。
価格帯
納期
用途/実績例
【用途】 ■分析機器 ■露光装置 ■UV-LEDカバーガラス ■波長校正 紫外光を透過する場面で広くご利用頂けます。
詳細情報
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IHU250Hで成型したレンズアレイです。セル1つ1つがLED1つ1つに対応する形になっています。
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レンズアレイの裏面にメタライズを施した状態です。 (メタライズは株式会社テクニスコの協賛です)
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メタライズしたレンズアレイの切断品です。 (メタライズは株式会社テクニスコの協賛です)
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素材形態1:ブロック材です。
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素材形態2:ロッド材です。
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素材形態3:ボールレンズです。
カタログ(1)
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110年以上に渡り、ガラスの成型・溶融・開発を行ってきた五鈴精工硝子-その技術、ノウハウは独自の進化を遂げ、 他社とは一線を画すユニークな製法を生み出すに至りました。キャッチコピーの「Challenge to Innovation」には、常に挑戦者として革新に努め、技を磨き、いつまでもお客様の為の五鈴でいる事ができるようにという願いと、それを実現せんとする意志を示しております。 国内・外を問わず、オプトロニクス分野で様々な製品をお客様にご提供しております。光学製品でお困りな事がございましたら、気兼ねなくご連絡ください。