赤外線産業の信頼できるソリューション
赤外線ガラス(IRG)は、短波長赤外線(SWIR)、中波長赤外線(MWIR)、長波長赤外線(LWIR)における高い透過率を持ちます。低dn/dT、低分散の物理特性は、熱的焦点ずれを生じることのない色収差を補正した光学系の設計を可能にします。カルコゲナイドガラスIRGシリーズは、赤外線ガラスおよび他の赤外線材料との組み合わせに最適で、コスト効率の高い高性能な光学設計を支援します。一般的な赤外線透過帯である3~5 μmおよび8~12 μmをはじめ、0.7 μmの低波長も透過します。さらにショットが提供する赤外線ガラスシリーズは、従来の研削、研磨、ダイヤモンド旋削加工はもちろん、モールド成形が可能で、小規模生産から大量生産まで幅広い部品製造に対応します。
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基本情報
【特徴】 ・低dn/dTと低分散 ・SWIR、MWIR、LWIRにおける高い透過性 ・コーティング対応可能 ・試作品生産から大量生産まで対応 ・原料の厳しい工程管理によって実証される高い品質と再現性 ・色補正光学システムとアサーマル・イメージング設計に対応
価格帯
納期
用途/実績例
監視カメラ, ナイトビジョン用(車載)カメラ, 赤外線分析機器
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ショットは、特殊ガラス、ガラスセラミックスの分野をリードする国際的なテクノロジーグループです。140年以上にわたる優れた研究開発や素材と専門技術の蓄積により、多岐にわたる高品質な製品とインテリジェント・ソリューションを提供し、お客様の成功に貢献します。 ショットは、家電、医薬品、エレクトロニクス、光学、自動車、航空機など多くの産業にイノベーションをもたらします。ショットは、すべての人の暮らしの中で重要な役割を果たすことをめざしています。グループの中核企業、ショットAGはカール・ツァイス財団の完全子会社です。 ショット日本株式会社は、ショットグループアジア初の販売子会社として1966年に設立されました。2018年2月に、光学ガラス、結晶化ガラス、薄板ガラス、耐熱ガラス、ガラス管、光ファイバー、医薬品用一次容器などの販売を行う東京営業部と、エレクトロニックパッケージングの開発、販売を行う水口事業場とを統合し、新たな体制で、ショットの技術と製品を提供しております。