原子力施設から病院のX線室まで、潜在的に危険な環境で作業する人が可能な限り完全な保護を受けることを可能にする放射線遮蔽ガラス
【確実な保護】 放射線を扱う場合、妥協の余地はありません。ショットの放射線シールドガラスは、ガンマや X 線などの電離放射線から人を効果的に保護するように慎重に設計されています。 ガラス設計は、原子力や医療施設のさまざまな機器に合わせてカスタマイズできます。 【卓越した品質を実現する高度な処理】 ショットの定評ある光学ガラスを製造する高品質の装置と高度なプロセスを使用することにより、当社の放射線遮蔽ガラスは、高い放射線量に長時間さらされた後でも、卓越した品質、信頼性の高い効果、優れた内部透過性を提供します。
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基本情報
【製品バリエーション】 ショットの放射線遮蔽ガラスのラインナップは、多数の重要な産業にわたって広範な保護を提供します。 RD 30およびRD 50は、特に医療分野において効果的で、X線およびマンモグラフィー施設、手術室および歯科治療で使用されています。また、5つのRSシリーズのガラスは、原子力業界で使用されています。 【安定した内部品質】 ショットの放射線遮蔽ガラスは、大量の放射線に長期間さらされても、優れた内部透過性を維持しながら、気泡、異物、脈理などの卓越した内部品質を有します。 RSシリーズの製品バリエーションには、ソラリゼーションや静電気放電による遮蔽障害を起こすことなく、非常に高い蓄積放射線レベルに耐久できるものもあります。
価格帯
納期
用途/実績例
原子力施設、病院のX線室等
ラインアップ(3)
型番 | 概要 |
---|---|
RD 30 | アナログおよびデジタルマンモグラフィでの使用に特化して開発された RD 30は、 0.5 mm Pb を使用した唯一のモノリシック X 線保護ガラスです(厚さ 6 mm または 2x3.1 mm のラミネートとして)。 また、曲げてさまざまな形状に成形することができるため、高い柔軟性を備えています。 ショットはまた、あらゆる幾何学的構成に対応できる限り最大の寸法のガラスを提供することができます。 |
RD 50 | RD 50はストックシートまたはボアホールとカットアウト付きの高度にカスタマイズされたパネルとして提供され、鋳造樹脂または PVB フィルム積層体として処理され、絶縁ガラスに加工されます。 RD 30同様、アクリルよりも不燃性で傷がつきにくくなっています。 |
RS ガラスシリーズ | RS 253 、 RS 253 G18 、 RS 323 G19 、 RS 360 、 RS 520 の 5 つの RSガラスは、特に原子力発電や原子力廃棄物処理の安全アプリケーション向けに開発されており、高い初期伝送抵抗と放射線抵抗性の観点から最適化されています。 |
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ショットは、特殊ガラス、ガラスセラミックスの分野をリードする国際的なテクノロジーグループです。140年以上にわたる優れた研究開発や素材と専門技術の蓄積により、多岐にわたる高品質な製品とインテリジェント・ソリューションを提供し、お客様の成功に貢献します。 ショットは、家電、医薬品、エレクトロニクス、光学、自動車、航空機など多くの産業にイノベーションをもたらします。ショットは、すべての人の暮らしの中で重要な役割を果たすことをめざしています。グループの中核企業、ショットAGはカール・ツァイス財団の完全子会社です。 ショット日本株式会社は、ショットグループアジア初の販売子会社として1966年に設立されました。2018年2月に、光学ガラス、結晶化ガラス、薄板ガラス、耐熱ガラス、ガラス管、光ファイバー、医薬品用一次容器などの販売を行う東京営業部と、エレクトロニックパッケージングの開発、販売を行う水口事業場とを統合し、新たな体制で、ショットの技術と製品を提供しております。