成形から性能評価に至る材料履歴を考慮し、各成形工程において好適な成形方案を提案する、複合材成形シミュレーションツール
PAM-COMPOSITESは、複合材の成形フローに合わせモジュールを用意しており、各工程を事前にシミュレーションで検証しプロセス最適化し、コスト・生産性のフルコントロールを可能にします。 【シミュレーションの種類】 ■PAM-FORM RTMプロセスのプリフォーミングや、プリプレグの熱プレス成形・ダイヤフラム成形のシミュレーションが可能 ■PAM-RTM RTM成形やVaRTM成形に代表される樹脂含浸プロセスのシミュレーションが可能 ■PAM-DISTORTION 複合材の硬化後残留応力と脱型後寸法変化(スプリングイン、スプリングバック)のシミュレーションが可能 ■PAM-SMC チャージフォーミングからフローまでをシェルメッシュ(2.5D)を使い高速で計算します。開発初期段階における成形性評価に好適で、チャージ配置、チャージ板厚・枚数、型締め速度などの成形条件を振った計算を ”簡単に、速く、多く” 実行することが可能 各モジュール間では、繊維配向、温度履歴、硬化度履歴といった材料履歴を受け渡すことにより、複数の製造工法の解析をリンクすることが可能です。
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基本情報
【お客様活用事例】 ■日産自動車株式会社様 PAM-COMPOSITESユーザーであります日産自動車株式会社様が、CFRP製部品の量産化を実現するため、金型内における炭素繊維への樹脂の含浸度合いを精確にシミュレーションする技術を開発したと発表されました。詳細は日産自動車様HPを参照ください。 https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/200903-01-j 【特長】 ■様々な製造工法に対応 ・オートクレーブ ・RTM、VaRTM ・熱プレス ・ダイヤフラム成形、真空・圧空成形 ・ファイバープレースメント ■広範囲な複合材に対応 ・カーボン・ガラス繊維基材 ・熱硬化・熱可塑樹脂 ・織物(クロス)、NCF、UD ・プリプレグ・ドライ繊維 ・コア、インサートの考慮 ■使いやすい優れたGUI、強力な入出力インターフェース ■ESIの統合GUIプラットフォームVisual Environmentに対応 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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ESI Groupは、「材料物理学」を重視した革新的なソリューションおよびサービスを提供する『バーチャルプロトタイピング』のリーディングカンパニーです。 物理的な試作と実験を仮想的な設計・製造・アセンブリ・試験・評価に置き換え可能とする独自のソリューションを開発してきました。 今日の最新技術を駆使したESIのバーチャルプロトタイピングは、製品の使用開始から寿命にいたるライフサイクルでの性能評価を課題とする、 より広いコンセプト:Product Performance Lifecycle(TM)を提唱します。それは、シミュレーション・物理学・データ分析を活用しHybrid Twin(TM)を作成することで、 よりスマートに製品を開発し、その実製品とのつながりを保ち、製品使用期間全域での性能予測とメンテナンス必要時期の予期を可能にします。