高い保持温度精度を実現する真空熱処理炉
『PQシリーズ』は、幅広い冷却ガス圧に対応可能な横型真空炉です。 加熱室内面はシールド板で被覆することで断熱材の飛散を抑制。 オプションとしてモリブデン板で被覆することで、加熱室内の放射効率を高め 温度分布均一性および均一加熱性を向上します。 また、低温度から高温度までの広範囲において、熱処理品の均一加熱と 分布の均一性を最良にするため、ヒータを上下および両サイドの4面に配置し、 前後方向に3分割制御しています。 【特長】 ■省エネルギー性を高めるため、インターナルチャンバ外表面温度を200℃以下に維持 ■開閉ドアは、クラッチ式ドアを採用し加圧下での安全性向上 ■加熱室下方からの冷却ガス吹き込み ■減圧:87kPa、加圧:130kPa~200kPa(オプション:280kPa)による冷却が可能 ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。
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基本情報
【基本性能】 ■操業温度常用(最高):540℃~1280℃(1320℃) ■到達圧力:7mPaより高真空 ■排気速度:大気圧から10mPaまで12分以内(脱ガス、空炉、常温、N2ガスパージ状態より排気) ■昇温時間:常温から1150℃まで25~35分以内(空炉、真空、制御T/C温度) ■冷却時間:1150℃から150℃まで15~20分以内(空炉、N2ガス、200kPa、ガスファン冷却) ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。
価格帯
納期
用途/実績例
【用途】 ■焼入れ ■焼戻し(540℃以上) ■溶体化処理 ■時効処理 ■磁性処理 ■焼なまし ■ろう付 ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。
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当社は、IHIグループの熱・表面処理ビジネスの中核企業として、 お客さま価値の向上を第一に事業活動を行ない、真空熱処理装置及び 新素材製造装置分野において、国内トップクラスシェアを誇るまでに 成長を果たしてきました。 製造拠点としては、石川島岩国製作所を前身とする岩国事業所と、 日本ヘイズを前身とする各務原事業所があり、さらに各務原事業所には 熱処理テクニカルセンターを備え、装置がもたらすプロセスの研究開発と、 お客さまとのオープンなイノベーションの場として、拡充を図っております。