様々な光学機能を持ったシートインサートと、加飾転写インモールドの”いいとこ取り”を実現!
【お客様からの開発ニーズ】 車両OEMメーカー様へ提案する新しい車載CID(Center Information Display)のカバーを、ガラスの曲げ加工では不可能なドーム状の3Dデザインにし、かつ光学処理と意匠が付いたものをご要望頂きました。 【より具体的な要求内容】 高品位なガラスカバーに近づけるため、表側にはAR(Anti-Reflection)コート、AFP(Anti-Fingerprint)コート、ハードコートを有し、裏面には意匠加飾とともに成形樹脂からのアウトガス対策の為のハードコートを要求されました。 【当社からのご提案内容】 表面にはAR/AFPが付いたハードコートシートをインサート、裏面にはインモールド転写により要求が満たせると考え、両者を組み合わせたハイブリッド成形工法を確立し、製品を供給致しました。 【お客様からのご評価】 低反射、防指紋機能を有しながら、曲げガラスでは加工不可能な形状にて成立させることができ、大変ご満足頂けました。お客様のプロモーション用車載CIDモジュールの前面カバーへの採用を前提に、車両OEM先への提案活動が開始しました。
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基本情報
■成形工法 シートインサート+インモールド転写(ハイブリッド成形) ■成形樹脂 ポリカーボネート樹脂 ■対応成形機 510ton ■製品サイズ 313mm×175×30 ■製品仕様 表面:AR・AFP・ハードコート(2H~3H) 裏面:ハードコート・ピアノブラック・透過文字・アイコン加飾 2次加工:トリミング加工(製品外周、穴部)
価格帯
納期
用途/実績例
■CID用カバーレンズ ■メータークラスター用カバーレンズ ■ヒーターコンソール用カバーパネル ■その他小型ディスプレイ用カバーパネル
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【吉田テクノワークスとは】 化粧品容器製造で培ったプラスチック成形+加飾技術を活かし、成形と同時に転写加飾を行うインモールド転写成形を世界で初めて製品化したメーカーです。 【主要技術】 ■製品の両面に成形同時加飾を行うダブルインモールド成形 ■シートインサートとインモールドを組み合わせたハイブリッド成形 ■強化ガラスを金型にインサートし、樹脂フレームを一体成形かつ加飾も行うガラスインサート・インモールド(GIM)成形 ■回転2色成形とインモールド転写を組合わせた2色成形インモールド成形 ■金属(SUS板金、ナット等)のインサートとインモールド成形の複合技術 ■リアルマテリアル(本杢、ファブリック、合皮等)インサート成形 ■金属、ガラス、樹脂に対応するアウトモールド深絞り加飾工法(VSS)