外見から検出が困難なホストと寄生者の関係を解明する上で、有効な手段であることを見出しました!※解析事例集進呈中
京都大学生態学研究センターでは、カエデ属を利用するハマキホソガの 多様化や種同士での共存に関わるプロセスを研究されております。 当社が一部解析を受注いたしましたのでご紹介します。 本解析ではハマキホソガ特異的なブロッキングプライマーを使うことで ホスト由来の遺伝子の増幅を抑えることを可能とし、ホストである ハマキホソガの同定及び体内の寄生者の網羅的な探索を効率的に実施。 ブロッキングプライマーを用いた解析手法が、外見から検出が困難な ホストと寄生者の関係を解明する上で有効な手段であることを見出しました。 【事例概要】 ■ブロッキングプライマー存在下/非存在下でPCRを実施 ■ハマキホソガ幼虫274検体についてCOIアンプリコン解析をMiseqにて実施 ■得られたリードから、ハマキホソガ10種と寄生蜂13種を同定し、 ホスト-寄生者の関係を解明 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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近年の分子生物学の発展により、生物の全ゲノム配列決定やそれに続く遺伝子機能解析などの研究が目覚ましいスピードで展開されています。 このような技術の進歩に伴い、塩基配列分析、リアルタイムPCR、DNAチップなどの分子生物学的技術は、食品分析分野でも広く利用されるようになってきました。 株式会社ファスマックでは、こうした分子生物学的技術を利用して、2001年の設立以来、農水省、厚労省関連機関と共同で遺伝子組換え食品や食物アレルゲンの「日本標準分析法」の技術開発を進めてまいりました。 開発された検査技術は日本のみならず、米国、中国などでも皆様に提供いたしております。 また、ファスマックでは、設立以来、「分子生物学的技術を用いた食品検査法」の国際標準化などの活動にも積極的に取り組んでおり、その技術力は国際的に評価されております。 さらに、世界最大の検査会社の一つであるEurofins Scientific社と提携し、Eurofinsグループの有する高い技術力の導入を進めています。 今後もファスマックは世界水準の新しい検査技術を皆様に提供してまいります。