EMAを用いた手法は生菌群集を解析することが可能であることを示した事例のご紹介!※解析事例集進呈中
選択的膜透過性色素EMAを用いた群集構造解析(自社データ)をご紹介します。 大腸菌が優占した環境サンプルについて、熱処理して殺菌したサンプルと 処理しないサンプルを調整し、EMA処理を行いました。その後、各サンプルに 対してDNA抽出を行い、16Sr RNA遺伝子アンプリコン解析を実施。 その結果、群集構造解析では優占化した大腸菌が死滅したことによって 熱処理したサンプルでは大腸菌はほとんど検出されませんでした。 この他、関連リンクでは、RNAからの逆転写cDNAによる群集構造解析 (自社データ)もご紹介しているので、ぜひご覧ください。 【ワークフロー】 ■環境サンプル(熱処理、未処理)を用意 ■EMA処理 ■光照射 ■DNA抽出 ■EMA-PCRによるアダプターライブラリーの作成 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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基本情報
【結果】 ■EMA処理をしていないサンプルに関してはライブラリーのDNA濃度及び群集構造、 両方の結果に差異が見られなかった ■一方でEMA処理したサンプルについては熱処理をしたサンプルのライブラリー濃度は PCR増幅が阻害され濃度は低い ■群集構造解析では優占化した大腸菌が死滅したことによって熱処理したサンプルでは 大腸菌はほとんど検出されなかった ■EMAによってDNAが不活性化されPCRの増幅が阻害されたことが予想される ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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近年の分子生物学の発展により、生物の全ゲノム配列決定やそれに続く遺伝子機能解析などの研究が目覚ましいスピードで展開されています。 このような技術の進歩に伴い、塩基配列分析、リアルタイムPCR、DNAチップなどの分子生物学的技術は、食品分析分野でも広く利用されるようになってきました。 株式会社ファスマックでは、こうした分子生物学的技術を利用して、2001年の設立以来、農水省、厚労省関連機関と共同で遺伝子組換え食品や食物アレルゲンの「日本標準分析法」の技術開発を進めてまいりました。 開発された検査技術は日本のみならず、米国、中国などでも皆様に提供いたしております。 また、ファスマックでは、設立以来、「分子生物学的技術を用いた食品検査法」の国際標準化などの活動にも積極的に取り組んでおり、その技術力は国際的に評価されております。 さらに、世界最大の検査会社の一つであるEurofins Scientific社と提携し、Eurofinsグループの有する高い技術力の導入を進めています。 今後もファスマックは世界水準の新しい検査技術を皆様に提供してまいります。