貼りつきがほぼゼロへ!加飾シート転写時の表面処理解決事例。※成形の設備改善事例集有り
加飾シート転写時の金型への貼りつきを解消した事例をご紹介します。 粘着剤のついた加飾シートを金型を使ってパーツにセットして真空転写する工程では、 パーツ以外の余ったシートが、金型の一部に貼りついてしまう現象が見られました。 加飾シートの粘着剤による貼りつきを防ぐため、お客様では金型への表面処理を模索 されていました。 当社の提供する「バイコート」の採用により、貼りつき防止の大きな改善を実現。 加飾シートの貼りつきがほぼゼロという、お客様がご満足される効果を引き出しました。 【注目ポイント】 ■表面処理の目的:品質・稼働安定化、開発ニーズ実現、交換・材料コスト低減 ■求められる機能:非粘着・離型性、長寿命 ■採用された処理:バイコート 【実現できた効果】 ■一般的なふっ素樹脂コーティングやめっき処理ではできない、粘着物に合わせた 表面粗さや離型効果の設計を行うことで、貼りつき防止の大きな改善を実現 ■加飾シートの貼りつきがほぼゼロとなった ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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基本情報
超耐久性フッ素系有機コーティング「バイコート」は、金属、セラミックス、化成皮膜といった高い 硬度を備えた無機材料に、フッ素樹脂、シロキサン系樹脂、スーパーエンプラなどの潤滑性・離型性 に優れた有機系材料を組み合わせた複合有機系のコーティングシステムです。 たとえばミクロン単位の寸法精度が求められる金型にも安心して採用でき、確かな離型性を与えます。 【特徴】 ■高硬度で傷がつきにくい ■高い寸法安定性 ■優れた非粘着性 ■長寿命 ■優れた耐圧性 ■コーティング面に「強靭さ」と「非粘着性」を両立させたバイコート ■ミクロン単位の寸法精度が求められる金型にも安心して採用 ※詳しくはお問い合わせ、またはカタログをご覧ください。
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企業情報
製造装置や機械部品の性能を最大限に引き出すため、 吉田SKTは数百種類の表面処理技術から、お客様だけの「最適解」を導き出します。 ・粘着トラブルによる生産性低下 ・摩擦による製品品質の不安定化 ・腐食による設備の早期劣化 こうした製造現場の課題に、豊富な実績と確かな技術力で応えます。 1963年、フッ素樹脂加工を開始。 1968年には米国デュポン社(現ケマーズ社)とのライセンス契約を締結し、 自動車から医療、航空宇宙まで、2,000社を超えるお客様の製造革新をサポートしています。 さらに2024年にはPFASフリーコーティングを開発するなど、次世代製品の開発にも注力。 持続可能な製造業の発展に貢献します。 名古屋・東京・山口の3拠点体制で、量産から特注品まで柔軟に対応。 一貫した品質管理体制により、確かな品質をお届けします。 製造現場の課題解決は、表面処理のエキスパート、吉田SKTにお任せください。