便秘薬を注入する容器の搬送を容易にして、生産性向上を実現したコーティング事例をご紹介します。
■お客様のお困りごと 便秘薬などの医薬品を製造されているお客様から、 涙のような形をした容器に充填した製品をトレーに貯めて次の工程に送り出す際、 トレーと容器のすべりが悪いため、送り出すために力が必要で時間もかかるというお困りごとがありました。 ■課題解決方法 スーパーTP半球グラフィックを採用することで、 トレーの表面にフッ素樹脂の凹凸を形成し、滑りやすさを向上させました。 その結果、現状のトレーに比べてはるかに小さな力で製品をすべらせることができ、 作業負担の軽減に成功しました。 ■課題解決に導いたコーティング 吉田SKT スーパーTP半球グラフィック
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基本情報
粘着物離型に最適な表面処理『スーパーTP』では、 コーティング面を凸面に(粗面化)して接触面積を小さくする技術により、 付着物の「離れやすさ」を向上。通常のテフロンコーティング、フッ素樹脂 コーティングでは得られなかった非粘着性を実現します。 未加硫ゴムや粘着テープ、ホットメルトの接着剤のような非常に粘着性の高い 物質にも、驚きの離型性(くっつき防止)をみせます。これまで諦めていた、 粘着物による搬送トラブル、成型不良の解決や、金型や搬送シュートやロール のメンテナンス低減のご要望など、ぜひご相談ください。 ■特長 ・フッ素樹脂コーティングを超える非粘着性・離型性 ・溶融樹脂や粘着テープのような粘着物に対するくっつき防止 ・コーティング面を粗面化する特殊技術による滑り性・潤滑性 ・シリコンフリーに対応 (TPシリーズ、スーパーTPシリーズ) ・スムーズな離型 ・すべる(潤滑性) (TPシリーズ) ※詳細についてはカタログをご覧頂くか直接お問い合わせください。
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製造装置や機械部品の性能を最大限に引き出すため、 吉田SKTは数百種類の表面処理技術から、お客様だけの「最適解」を導き出します。 ・粘着トラブルによる生産性低下 ・摩擦による製品品質の不安定化 ・腐食による設備の早期劣化 こうした製造現場の課題に、豊富な実績と確かな技術力で応えます。 1963年、フッ素樹脂加工を開始。 1968年には米国デュポン社(現ケマーズ社)とのライセンス契約を締結し、 自動車から医療、航空宇宙まで、2,000社を超えるお客様の製造革新をサポートしています。 さらに2024年にはPFASフリーコーティングを開発するなど、次世代製品の開発にも注力。 持続可能な製造業の発展に貢献します。 名古屋・東京・山口の3拠点体制で、量産から特注品まで柔軟に対応。 一貫した品質管理体制により、確かな品質をお届けします。 製造現場の課題解決は、表面処理のエキスパート、吉田SKTにお任せください。