Caco-2細胞を使用しない人工膜による薬物膜透過速度試験 独自のラミネート技術で脂質とフィルムを多層化
人工膜を使用した細胞膜からの薬物の吸収性評価 新薬開発において化合物の薬理特性や毒性の検討と共に腸膜からの吸収特性の検討は重要な要素の一つとされています。吸収特性の評価にはCaco-2細胞を用いた試験が一般に行われています。Caco-2試験実施のためには、試験用ウェルプレートの膜上で細胞培養が必要ですが、培養には多大な時間と労力が必要です。培養の不均一性に起因する透過試験の再現性に問題が生じることがあります。Permeapad Plateはリン脂質を特殊フィルムでラミネート、細胞膜の透過が律速となる化合物においてはCaco-2試験の代替となる方法です。リン脂質をフィルムでラミネートしているため常温での保管で直ぐに使用可能。均質なフィルムは高い測定再現性が実現できます。
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基本情報
試験温度:25℃、37℃ 他 pH範囲:1-10 試薬濃度:e.g.5mM 試験時間:最大24時間 ウェル:96 材質:ポリスチレン(プレート) 保管:直射日光、紫外線が当たらない場所 保管温度:25℃ 使用有効期限:1年
価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
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用途/実績例
膜透過速度試験
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1927年に石油に携わる企業としてスタート以来、日本のオイル業界の発展と共に今日まで歩みつづけ、その取扱い分野も潤滑油、添加剤といったオイル関連にとどまらずバイオや医薬品ポリマーへと活動の領域をを広げて参りました。わたしどもはつねに「役に立たない商社は要らない」をモットーに、お客様にどんなメリットを提供できるか、そして自然環境・安全性を配慮しながら、社会に貢献出来るかを追求し続る「お客様のニーズに応える商社」へと進化し続けます。 人とモノ、人と人の間の「見えざる糸」を紡ぎ、価値・モノを創造して皆様にお届けする、「真に役立つ商社」として、今後も努力し続けます。そして化学を扱う企業の責任として次の世代が安心して暮らせるような環境を、子ども達に引き継ぐべく地球環境、社会に貢献して行きたいと考えます。