作用機序・モデル試算による液系の限界と全固体の課題を、豊富な図表とポイント解説でわかりやすく紹介
2021年4月23日発刊 A4判 306頁 カラーコピー製本 調査・執筆 菅原秀一 ○全固体電池で変わること、変わらないことは... ○現在の液系電解質の限界は、性能、安全性とコストか ○研究例は多いが、途中で消えて行く事例が多い、その原因は ○全固体セルの電気化学的なポイント、判らないことが多数 ○イオンPATH形成に、新たな材料系への期待 ○安全性試験の規格は、新たに制定するのか、あるいは無用なのか ○脱炭素世代のEV電池は、液系か固体系か、あるいは棲み分けか ○可能な限り試算の数値で、作用機序とモデルで全固体電池への期待を解説 電子部品としての小型全固体電池は既に量産・販売が開始している。自動車用途で先行しているトヨタ自動車(株)は最近の発表では、2025年を目処に全固体電池車の発売をアナウンスしている。本テーマに関して、極めて断片的な情報はあふれているが、中長期の実用レベルを判断する定量的な、数値情報は乏しい。本書では副題に掲げたアイテムに関して、液系リチウムイオン電池の開発と製造・販売の経験を元に、全固体リチウムイオン電池の可能性も含めて紹介したい。
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基本情報
1章 リチウムイオン(二次)電池の現状、求められる特性と限界 2章 固体電解質と液体電解質、リチウムイオン電池の共通点と特異性 3章 リチウムイオン電池の安全性と対策(各論) 4章 全固体リチウムイオン電池の研究と開発事例 5章 全固体リチウムイオン電池の用途分野と特徴 6章 全固体リチウムイオン電池のコスト課題 7章 電池の構造と製造プロセスの合理化 8章 全固体リチウムイオン電池における新たな材料市場 9章 まとめ 10章 参考資料一覧
価格情報
85,000円 別途消費税 ※PDF版(CD-R)付は95000円+消費税
価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
~ 1週間
用途/実績例
全固体リチウムイオン電池の全体動向を見たい人に最適です。
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