電子部品の生産ラインで生産効率向上!表面処理の採用で吸着治具への付着防止を実現した事例をご紹介します。
樹脂材で封止する電子部品の搬送ラインでのトラブル解決事例をご紹介します。 ■お悩み 樹脂によって封止された電子部品を治具で吸着し、 基板上に搬送・設置する工程で、若干の貼りつき性のある封止樹脂が 治具にくっついてしまうことがあり、歩留りを悪くしていました。 ■ご要望 吸着治具は1時間に数万回もの吸着・搬送・設置の動作を繰り返すため、 高い耐摩耗性が求められました。 また、このライン上では部品位置の確認に画像認識カメラを 使用しているので、画像の白とびを防ぐため反射しにくい色にする必要 がありました。 ■採用された表面処理 ・バイコート(R) NYK-01BK ■採用の経緯と効果 封止樹脂のくっつき防止とコーティングの耐摩耗性のため、『バイコート』 が検討されました。実際の設備で評価いただいた結果、耐摩耗性に加え、樹脂 の離型性も良好でした。 【解決できた課題】 ・樹脂のくっつき不良減 ・清掃コスト減 ・生産性向上 ?詳しくはPDFをダウンロードしてご覧頂くかお問い合わせください。
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基本情報
■バイコート(R)とは コーティング面に「強靭さ」と「非粘着性」を両立させたのがバイコートです。 バイコートは、金属、セラミックス、化成皮膜といった高い硬度を備えた無機 材料に、ふっ素樹脂、シロキサン系樹脂、スーパーエンプラなどの潤滑性・ 離型性に優れた有機系材料を組み合わせた複合有機系のコーティングシステム です。 たとえばミクロン単位の寸法精度が求められる金型にも安心して採用で き、確かな離型性を与えます。 ※バイコート(R)は、bicomponent coating (二種類の表面処理)の略です。 ?詳細はPDFをダウンロードしてご覧頂くかお問い合わせください。
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企業情報
製造装置や機械部品の性能を最大限に引き出すため、 吉田SKTは数百種類の表面処理技術から、お客様だけの「最適解」を導き出します。 ・粘着トラブルによる生産性低下 ・摩擦による製品品質の不安定化 ・腐食による設備の早期劣化 こうした製造現場の課題に、豊富な実績と確かな技術力で応えます。 1963年、フッ素樹脂加工を開始。 1968年には米国デュポン社(現ケマーズ社)とのライセンス契約を締結し、 自動車から医療、航空宇宙まで、2,000社を超えるお客様の製造革新をサポートしています。 さらに2024年にはPFASフリーコーティングを開発するなど、次世代製品の開発にも注力。 持続可能な製造業の発展に貢献します。 名古屋・東京・山口の3拠点体制で、量産から特注品まで柔軟に対応。 一貫した品質管理体制により、確かな品質をお届けします。 製造現場の課題解決は、表面処理のエキスパート、吉田SKTにお任せください。