実験室から製造現場での抗体やさまざまな組換えタンパク質の捕捉および精製のために設計された柔軟なクロマトグラフィー樹脂
疎水性電荷誘導クロマトグラフィー(HCIC) MEP HyperCelは厳しい定置洗浄法(0.5~1 M NaOH、接触時間30~60分)に耐えるため、樹脂の長寿命が期待できます。 これらすべてが精製コスト削減に寄与する要因となります。 【製品の特長】 ■ 独自の分離メカニズムおよび選択性でタンパク質を分離 ■ 疎水性相互作用クロマトグラフィー(HIC)に取って代わる無塩/低塩のソリューション ■ モノクローナルIgGおよびポリクローナルIgGの捕捉および中間精製(凝集、DNAおよびHCPの除去) ■ プロセスの経済性の向上
この製品へのお問い合わせ
関連動画
基本情報
MEP HyperCel樹脂は、従来のイオン交換や親和性のメカニズムとは異なる独自の混合モードまたは複合モードの分離メカニズムを有し、特に従来のHICに取って代わるものとして効果的です。 MEPHyperCelをプロセス・スケールで用いることで大きなメリットが得られます。 従来のHICとは異なり、MEP HyperCel樹脂はタンパク質の結合を促進するために大量の塩を添加する必要がないため、プロセス操作の簡素化や、ユニット操作(透析ろ過や限外ろ過など)の省力化、プロセスの経済性の向上につながります。 MEP HyperCel樹脂は、そのリガンド構造により、免疫グロブリンに対する選択性を持ちます。 陽イオン交換やHICなど他の方法と組み合わせてさまざまな原料からのIgGの直接捕捉や中間精製に使用できます。 さらに、プロテインAアフィニティーによる捕捉の後に用いてDNAの除去やHCP(宿主細胞タンパク質)および凝集の除去を促進できます。
価格帯
納期
用途/実績例
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
カタログ(2)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
ザルトリウス・ステディムは1870 年創業のドイツのザルトリウスと、フランスのステディムの合併により、2007年に設立された「シングルユーステクノロジー(SUT)」のパイオニアです。製薬・バイオ産業を総合的に技術サポートできる企業として、その先端技術が科学機器分野やバイオテクノロジー分野において世界中で高く評価されています。