溶接と同時に検査を終えられるモニタリングシステム!
『LEXA VIEW』は、レーザキーホールやその周囲の溶融池の形状変化を定量的に捉え、常時監視・比較判定する事で、溶接中の溶接品質の合否判定をするインプロセス・モニタリングシステムです。 突合せ継手や重ね継手に対し、穴あき、アンダーフィル、貫通、非貫通、未溶着などの溶接不良を検出できます。また溶接品質とは違いますが、レーザビームの溶接治具への干渉も検出できます。 ご要望の際はお気軽にお問い合わせください。 【特長】 ■溶接と同時に検査を終えることで原価低減 ■蓄積データの活用で、品質不具合の傾向や予兆察知 ■合否判定中に不良個所へのマーキング ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お問い合わせください。
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詳細情報
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レーザ溶接中は溶接状態に応じてキーホールの開口状態が変化したり、溶融池の振動や湯流れが変化します。 LEXA_VIEWは、キーホールや溶融池の変化を定量化し、デジタルデータとして記録したり、溶接品質を合否判定することができるモニタリングシステムです。
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モニタリングの方法は、CMOSカメラ(撮像範囲2mm×2mm)を用いてキーホール近傍の高温領域をレーザ光と同軸上から撮像します。 照明などは使用せず、溶融池の発する近赤外光の発光強度分布とその形状をモニタリングします。なお、撮像範囲は任意に変更可能。
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材質SPCC 板厚1mm+1mm 重ね継手において正常にレーザ溶接されている時のキーホールおよび溶融池画像
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材質SPCC 板厚1mm+1mm 重ね継手において、アンダーフィルが発生している時のキーホールおよび溶融池画像
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材質SPCC 板厚1mm+1mm 重ね継手において、上下の板の界面部が未溶着になっている時のキーホールおよび溶融池画像
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前田工業では、精度の高いレーザ工法を実現するために、多様な種類のレーザ装置、各種周辺機器及び分析機器を取り揃えております。また、自社開発したレーザ溶接用のモニタリングシステムを用いることで、キーホールと溶融池の可視化/計測/即時品質判定ができるようになり、レーザ溶接の工法開発においては、実験結果をデジタルデータでお客様へご提供させて頂く事が可能となりました。これにより、レーザ溶接における技術根拠を精度良く把握できるようになり、お客様の進むべき方向性を明確にする事が可能となりました。これは、開発時間の大幅な短縮とレーザ技術導入時のリスク低減につながり、お客様へ多大なメリットを持たらします。 また、得られたインプロセスにおけるデジタルデータは、その場でレーザ加工中に適応制御を行い、加工状態の最適化を常に維持することで、品質の安定に繋げることもできます。