薄膜やゲルが容易に作製可能
【ポリマーの特徴】 ■結晶量、ガラス転移温度ともに低く(Tg<-70℃)、Li塩の溶解性が高い ⇒ イオン伝導率の高いポリマー電解質を作製可能 ■分子量が高く(Mw>106) 、熱やUV光による架橋が可能 ⇒ 機械的特性が良い / 薄膜やゲルに形成可能 ■水、アルコール、トルエン等の汎用溶媒に可溶 ⇒加工特性が良い 【用途例】 ■全固体及びゲル状のポリマー電解質 【全固体ポリマー電解質の特徴】 ■イオン伝導率: 約0.1 S/cm @30℃ ■電位窓: 0~4.2 V vs Li+/Li ■破断伸び : ~250% ■100%伸張時モジュラスM100: 0.5~1.5 MPa 【ポリマーゲル電解質の特徴】 ■ポリマー含量: >3 wt% ■プレゲル粘度: >20 mPa・s (at 30 ℃) ■ゲル化条件:例えば 80 ℃/60 min(熱開始剤使用) ■最適Li塩: LiClO4, LiBF4, LiTFSI, LiBETI ■イオン伝導率 (at 30 ℃): 5%ポリマー/1M-LiBF4-EC/DMC(1/3 w/w): 1.5 mS/cm
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基本情報
【基本物性】 <ポリマーゲル電解質> ■ポリマー含量:>3wt% ■プレゲル粘度:>20mPa・s(at 30℃) ■ゲル化条件:例.80℃/60min(熱開始剤使用) ■ゲル電解質のイオン伝導率(at 30℃): 5% ポリマー/1M LiBF4-EC/DMC(1/3 w/w) :1.5×10^-3 S/cm 5% ポリマー/0.3M LiTFSI-EC/DMC(1/3 w/w):4.5×10^-3 S/cm ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
価格帯
納期
用途/実績例
【期待される用途】 ■エネルギーデバイス ・リチウムイオン二次電池(LIB) ・電気二重層キャパシタ(EDLC) ・色素増感型太陽電池(DSSC) 等 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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企業情報
大阪ソーダは1915年、独自の食塩電解技術の確立により創業し、かせいソーダや塩素に代表される基礎化学品事業を発展させてきました。 1960年代以降、合成樹脂、合成ゴム分野に進出し、機能化学品事業を基礎化学品と並ぶ収益の柱として確立。さらに新たな成長事業として、ヘルスケア事業、環境関連事業などへ業容を拡大しています。 大阪ソーダは、独創的なものづくりで数々のスペシャリティケミカルを生み出し、製品を提供してきました。