現状と最新のビジネス・チャンス
風力発電は、太陽光発電と異なり、風車、軸受け、変速機、発電機等の、2万点の部品から構成されるモノづくりの集積であり、風車に用いる炭素繊維をはじめとして、日本企業が素材・部品の強みを持っている。しかし、世界最大の風力発電国は、米国を抜いて中国となり、中国は国内メーカーの育成に力を入れている。中国企業、インド企業の台頭、先行する欧米企業の洋上風力発電事業強化により、風力発電における発電効率向上、価格競争が熾烈となっている。日本は、風力発電事業から撤退する企業もあり、時間がかかる環境アセスメントの規制、立地の制約、送電系統の空き容量の制約、漁業権等から、期待されていたほど風力発電の開発が従来は行われていない。しかし、東京オリンピック後のインフラストラクチャー戦略分野の主役として、年間1兆円を超える日本の風力発電市場の成長への期待がかけられている。陸上風力発電、洋上風力発電が、日本および世界において、どのように成長するのか、日本企業にとっての今後のビジネス・チャンスの可能性について分かりやすく解説する。
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基本情報
日時:2022/01/27(木) 13:00~16:30 【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます。 【プログラム】 1 世界における風力発電の現状と今後の動き-脱炭素の主力エネルギーに 2 日本における風力発電の現状と今後の可能性-再エネ海域利用法、促進区域 3 再生可能エネルギーの一つとしての風力発電のメリット 4 再生可能エネルギーとしての風力発電のデメリット 5 世界における風力発電の資源量-コストが安価な最大の再生可能エネルギー 6 日本における風力発電の資源量-狭い国土と大きな排他的経済水域 7 風力発電における技術革新の最新動向-風車の大型化と軽量化、量産化 8 陸上風力発電の最新動向と今後の可能性-日本と世界の市場規模 9 洋上風力発電の最新動向と今後の可能性-海洋構造物の開発と環境規制緩和 10 洋上風力発電の市場規模-期待される日本市場、台湾市場、欧州市場 11 中国における風力発電の現状と今後の動向-中国企業の動きと価格競争力 ※プログラムの後半は、下記の「用途/実績例」欄をご覧ください。
価格情報
45,100円(税込) ※資料付 ※Eメール案内を希望されない方は、「45,100円×ご参加人数」の受講料 ※Eメール案内(無料)を希望される方は、 ★1名で申込の場合、39,600円 ★2名同時申込の場合は、2名様で45,100円(2人目無料) ★3名同時申込の場合は、3名様で66,000円 ★4名以上同時申込の場合は、3名様受講料+3名様を超える人数×19,800円 ※2名様以上の同時申込は同一法人内に限ります。 ※2名様以上ご参加は人数分の参加申込が必要です。
価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
用途/実績例
12 米国における風力発電の現状と今後の動向-バイデン政権による洋上風力 13 途上国における風力発電の今後の可能性-台湾、アフリカにおける開発動向 14 風力発電に関する固定価格買取制度の今後の動き-入札制とコスト引き下げ 15 小型風力発電事業の現状と今後の動き-日本の市場規模 16 世界における風力発電の市場規模-巨大メーカーによる熾烈な競争 17 日本における風力発電の市場規模-期待される浮体式の技術革新とコスト 18 風力発電事業における日本企業の強み-部品・素材技術の可能性 19 風力発電事業の展開における留意点-経済性評価と建設コスト、地元調整 20 風力発電について日本企業がとるべき戦略-海外企業との機動的な提携
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