燃焼イオンクロマトグラフィーによるAOF(吸着性有機フッ素)-水性サンプル中に存在するPFASの非ターゲット補完測定
PFAS 化合物としては、パーフルオロオクタン酸(PFOA)とパーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)があり、環境に影響を与える有機フッ素化合物とまだ分析できない前駆体の数が増え続けていることから、適した分析法を開発することが求められています。 そのため、できるだけ多くのPFASを直接定量できる1つの分析ワークフローに対するニーズが高まりつつあります。 従来のイオンクロマトグラフィー(IC)は非イオン性のパーフルオロアルキル物質(PFAS)を直接分析できません。しかし、自動燃焼イオンクロマトグラフィー(CIC)を使用すれば、AOX などの有機ハロゲン汚染物質を測定できます。 有機ハロゲンの合計のみを測定する従来の滴定AOX 法とは異なり、吸着性有機フッ素化合物の追加情報が得られるだけでなく、ハロゲンのスペシエーションも可能となるCICについてご紹介します。 ※今回アプリケーションノート内でご紹介しているイオンクロマトグラフは販売終了となっております。後継機はThermo Scientific Dionex Inuvion ICシステムとなります。
この製品へのお問い合わせ
カタログ(7)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
サーモフィッシャーサイエンティフィック インコーポレイテッドの日本法人である、サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社は、総合システム分析機器およびバイオ関連機器、研究用試薬などの販売会社です。日本国内では横浜、東京、大阪、福岡、名古屋に拠点を持ち、質量分析計をはじめとする各種分析機器、各種バイオ関連機器、計測器、医療機器、ラボ用ソフトウエア、研究用試薬を取り扱っています。