AmpC産生菌とESBLs産生菌の鑑別に各種阻害薬を組み合わせました!
汎用されているセファロスポリン系抗菌薬が無効となるESBLs産生菌は、年々増加傾向が懸念されている耐性菌であり注意が必要です。また、プラスミドで伝播することが危惧され、感染管理上重要な耐性菌と考えられます。ESBLs産生菌はクラブラン酸で阻害がかかるため、他の耐性菌との鑑別に阻害試験が利用されています。類似の耐性菌であるAmpC産生菌は、ボロン酸やクロキサシリンなどで阻害のかかる耐性菌であり、ESBLs産生菌と異なりセファマイシン系抗菌薬も無効となることが危惧されています。弊社では、これら耐性菌の鑑別に各種阻害薬を組み合わせた「AmpC/ESBL鑑別ディスク」をご用意しております。
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基本情報
ペニシリン系、セフェム系、カルバペネム系薬などのβ-ラクタム系抗菌薬は、様々な病原微生物に対する抗菌活性の強さと、ヒトに対する安全性の高さからもっとも汎用されている抗菌薬です。しかしながら、ペニシリン実用化から60年余りで様々な耐性メカニズムによる薬剤耐性菌が出現してきています。
価格帯
納期
用途/実績例
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ラインアップ(1)
型番 | 概要 |
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74054 | AmpC/ESBL鑑別ディスク 50セット |
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関東化学は1944年(昭和19年)の設立以来、総合試薬メーカーとして、試薬、電子材料、臨床検査薬、化成品の4つの分野で厳しい品質管理体制の下、競争力の高い製品を開発し続けています。