Ca/Mg含有廃棄物を原料としたCO2固定化技術で カーボンニュートラルに貢献!
CO2固定技術の一つとして、アルカリ土類金属を利用してCO2を化学的に安定な炭酸塩鉱物として固定する方法がある。これまでのCO2固定技術は反応速度が遅いこと、大量のpH調整剤を使用するためコストが高く、採算性が悪いことなどの理由から、大規模な適用は困難であるという課題があった。 本発明は、pH調整剤を大量に使用せず、低温(100℃以下)で実施することができ、かつ投入したキレート剤(GLDA)のリサイクルおよび連続運転ができるため、低コストでの連続運転が可能である。 加えて、本発明は未利用資源のCa/Mg含有廃棄物(燃焼灰、廃コンクリート、スラグ等)をCO2固定用の原料として有効活用できることが特徴で、CO2固定反応の生成物である高純度の炭酸塩鉱物(CaCO3等)やシリカは、顔料やゴム、乾燥剤等の製品に利用することも期待できる。そのため、持続可能なCO2固定システムとして様々な分野での応用が期待される。
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