世界が注目!カーボンフリーを可能にする究極の燃焼装置
近年、化石燃料の代替燃料として二酸化炭素(CO2)を排出しない水素が注目を集めていますが、バーナ燃料としての利用では最高火炎温度が高く、燃焼速度が速い特性から有害物質である窒化酸化物(NOx)の発生量が多くなり易く、安全性にも課題がありました。 この度トヨタ自動車株式会社殿と協力し開発した水素バーナは、水素燃料の特性を活かしたバーナ構造とすることで、二酸化炭素排出量ゼロはもちろん、優れた低NOx性能と高い安全性を実現しています。
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基本情報
【特長】 ■二酸化炭素排出量ゼロ 水素には炭素分が含まれていないため、二酸化炭素を排出しません。 ■優れた低NOx性能 水素と空気をバーナ内で並行に流して緩慢燃焼とし、火炎温度を下げることで低NOx性能を実現しています。 ■高い安全性 燃料をノズルから噴出させた後に空気と混合させるバーナ構造としています。空気と燃料が別々に供給されるので、燃焼中に逆火が起こらず、安全に燃焼させることが可能です。
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納期
用途/実績例
検討中の新規設備への適用や現在使用されているバーナとの入れ換えなど、お気軽にお問い合わせください。
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1945年の創業以来、中外炉工業はサーモテックのフィールドにおいて、独創技術を生み出す技術立社として邁進してまいりました。開発力・設計力こそが、弊社のコア・コンピタンスです。しかし、市場のエンジニアリング環境が成熟した今後は、技術力だけで他社と明らかな差別化を図るのは困難と判断し、「エンジニアリングと製造技術の融合」を進めてまいりました。具体的には、開発・設計・製作というモノづくりの各機能を一カ所に集めることによって、部門や機能を超えた、ノウハウの共有と錬成や、プロセスの再構築を行うための情報交換を活発化、さらには、国内外の設計・調達・製作拠点の最適化や先進の設計・解析ツールの導入、ISO9001に加えISO14001の認証も取得するなど、ソフト面、ハード面の複合的な改善こそがモノづくり企業としての当社を現水準からさらに押し上げ、最大限に生かす方法と考えています。エネルギーをより効率的に使うサーモテックは、産業界だけでなく一般家庭からも強く求められています。私たちは今後ますます、自らのフィールドにかかる、大きな期待と責任をしっかりと受け止め、中外炉工業ならではの独創技術でお応えしていきたいと考えています。