両端末の研削加工を省くことで、コストダウンが期待できます
圧縮バネで線径が太い場合、バネの両端を平らに研削加工します。 研削加工=研磨加工、とも言います。 研削加工の目的は、バネの座りを良くすることです。 では、線径何mmから研削加工するのか、ですが、実はJIS規格には規定されていません。 バネ関連の書籍では、線径0.5mm以上から研削、とするものが多いようです。 研削加工は無いほうが、バネの価格はお安くなります。 ですから使用する上で支障が無いのであれば、線径0.5mm以上であっても「研削無し」のご検討を、まずはお勧めいたします。 目安としては、線径が2.0mm以下でバネ指数(※)が13以上、であれば、研削加工を省いても、バネの座りが良く使用に耐えるレベルだとされています。 ※バネ指数=コイル平均径を線径で割った値 本バネの線径=2.0mm、コイル平均径=28mmで、バネ指数=14です。 どうでしょうか。 写真左のバネのように、見た目にも座りが良く、直角度もJIS2級(約2.9度)をクリアし2度以下に抑えられています。 圧縮バネの「研削」で迷われた際は、お気軽にご相談ください。 見極め試作も短納期で対応できます。
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ばね、スプリングでお困りの際は、お気軽にご相談ください。 技術スタッフが丁寧に対応いたします。 鶴岡発條株式会社 技術担当:氏家(うじいえ) 電話:0235-22-0407 FAX:0235-22-0546 メール:web@tohj.com WEB会議にも対応しております
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山形県鶴岡市のスプリングメーカー、鶴岡発條株式会社です。 コイルスプリングの設計~製造、ワイヤーフォーミング加工を得意としております。 1)設計から試作まで、素早く対応できる点が強みです。 スプリングが折れる、変形する、力が弱い、などでお困りではありませんか? 当社の技術スタッフが、丁寧に対応いたしますので、お気軽にご相談ください。 図面等が無い状態でも大丈夫です。 2)線の太さ0.1mm~10.0mmまで幅広く対応。 ピアノ線、ばね用ステンレス鋼線、オイルテンパー線、りん青銅線などをストックしています。 ハーキュリーやSWICなど、JIS規格外の特殊なばね材も対応可能です。 また、線径10mmを超えるものも外作にて対応できます。 3)オーダーは1個から数万個までうけたまわっております。 技術担当:氏家(うじいえ) 電話:0235-22-0407 FAX:0235-22-0546 メール:web@tohj.com 鶴岡発條株式会社 〒997-0011 山形県鶴岡市宝田三丁目10-25