鉛筆硬度試験に代わる傷つき易さの定量化
「ナノスクラッチテスタ(NST3)」 を用いて、スマートフォン用の液晶保護フィルムのスクラッチ試験を実施。 数種類の携帯電話用保護フィルムを用意して同じ条件にてスクラッチ試験。 スクラッチ後のパノラマ写真観察による剥離荷重から傷のつきやすさを定量化。 独自のプレスキャンポストスキャン機能によりフィルムの傷修復も数値化。 鉛筆硬度測定との比較、より詳しい定量化が可能。 ナノスクラッチテスタは、特に標準膜厚1000 nm以下の薄膜やコーティングの実際的な密着性評価に最適です。 有機系及び無機系のコーティングや、軟質及び硬質のコーティングの分析に使用できます。 光学用途から、マイクロエレクトロニクス用途、保護膜、装飾膜など様々な用途向けの、薄膜・多層膜のPVD・CVD・PECVD膜、フォトレジスト、塗装、ラッカーなどの膜の評価に利用できます。 金属合金、半導体、ガラス、反射材や有機材料を含む硬質あるいは軟質の基材も評価できます。 鉛筆硬度試験・サイカス・ウール試験・消しゴム試験では困難な定量化を実現します。
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基本情報
・ピエゾアクチュエーターと組み合わせた特許取得済みのダブルカンチレバービーム ・荷重フィードバックループ制御 ・高精度プロファイリング ・同期マルチフォーカスパノラマ機能を搭載したビデオマイクロスコープによる自動観察 ・弾性回復率試験のための真の押し込み深さ測定 ・プレスキャン、ポストスキャンで補正を行うスクラッチ深さ計測 ・高品質光学画像処理(4ポジションの光学ビデオマイクロスコープタレット) ・正確な摩耗試験
価格情報
1600万円~ 詳細はお問い合わせください
価格帯
1000万円 ~ 5000万円
納期
※2~3ヶ月
用途/実績例
・1μm未満薄膜の密着性評価 ・コーティングの傷つき易さ定量化 ・鉛筆硬度試験・サイカス・ウール試験・消しゴム試験の代替定量化 ・鉄 ・フィルム ・ポリマー材料 ・ペイント ・生体関連
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企業情報
アントンパールは、機械工だったアントン・パールによって1922年にオーストリア・グラーツで設立されました。 現在、世界110か国以上で約4,500人の社員を擁し、研究・開発・品質管理に使用される分析機器の開発、製造、販売、サポートを世界規模で展開しています。 アントンパール・ジャパンは、Anton Paar GmbHの100%子会社として日本のお客様へアントンパール製品の販売およびサポートを提供しています。 東京(本社)と大阪(大阪営業所)にオフィスとラボを構え、ラボには粘弾性測定装置、密度・比重計、マイクロ波試料前処理装置など、ほぼ全ての装置を展示しています。 専門のアプリケーションスタッフによるサンプル測定やデモンストレーション、ユーザートレーニングなど、幅広い用途でご活用いただけます。